スピーカースタンド

RKST-60 / 75 / 90 / 110 / BASE

その圧倒的な高音質で、2005年の発売以来 愛され続ける、音楽制作スタジオの超定番スピーカースタンド!
ティグロン株式会社とレクストのコラボレーションにより誕生した、 マグネシウム合金製スピーカー・スタンドです。

標準価格〔ペア〕: 72,000円 + 税 ~
標準価格〔ペア〕: 72,000円 + 税 ~
  • サウンド&レコーディング・マガジン誌2006年6月号『小型パワード・モニター徹底試聴』で、リファレンス・スタンドとして使用されました。
  • 月刊ステレオ誌 試聴室常設スピーカースタンド
  • オーディオ・アクセサリー誌121号レビュー “金属スタンドの傑作だ。レクストのチューンが冴える。”
  • オーディオベーシック誌 vol.42 の特集『スピーカーからはじめよう』で、小型スピーカー試聴のリファレンス・スタンドとして、RKST-75が使用されました。

特長

マグネシウム合金製スピーカー・スタンド専用支柱

マグネシウム合金支柱の断面
マグネシウム合金支柱の断面

ティグロン社のマグネシウム合金製スピーカー・スタンド支柱を採用。支柱内部には定在波防止リブ、支柱表面には化粧ライン入りです。

 

マグネシウム合金は、実用金属中最も軽量(アルミの65%、鉄の25%)で、振動吸収率が最大(減衰能係数アルミの25倍、鉄の8倍)、強度もアルミの3.7倍という、スタンド支柱としては理想的な特性です。 

 

RKSTシリーズでは、このマグネシウム合金支柱をベースに、レクストの振動コントロール技術を導入し開発しました。


特製天板・底板

スピーカー・スタンドとしての最適な振動モードを実現するため、7mm 厚スチールの天板を特注。底板はスチールとアルミの合板構造。天板同様の特注 7mm スチール板に 5mm 厚のアルミ板を加えた、計 12mm 厚の底板です。

レクスト独自の振動コントロール技術

支柱の長さや、天板・底板のサイズは、レクストのスピーカー・スタンド研究成果により、振動モードを考慮し決定しました。

マグネシウム合金支柱には、充填材として超微粒砂を封入。スタンドが金属性のためパッキンとの密閉度は万全で、超微粒砂が漏れ出る心配はありません。超微粒砂は、支柱全体を満たすのではなく、あえて支柱の25%である底部のみに充填しました。スタンド重心を下げることと、振動エネルギーを天板から底板にかけてグラデーションのように徐々に減少させるためです。

RKSTスタンドの音質傾向

RKSTスタンドにNS-10MとDW-S1をセッティング
RKSTスタンドにNS-10MとDW-S1をセッティング

スピーカーが浮き、宙から音が降ってくるような印象があります。浮いているといってもスピーカーを吊るしたような音の不安定さはなく、支点が定まった踏ん張りのあるサウンド。スピーカー・スタンドの影響が聴感上は感じにくくなり、微少信号の再現性が増し、小型スピーカーの中低域再現力が改善され、活き活きと鳴り出します。

 

支柱が1本で60mm角と細いのもプラスに働き、シンプルなルックスだけでなく、支柱の反射が少ないことから、音が濁りなく空間に広がります。


 

仕様

型番 RKST-60 RKST-75 RKST-90 RKST-110
標準価格〔ペア〕 72,000円 + 税 74,000円 + 税 76,000円 + 税 78,000円 + 税
高さ(スパイク部含まず) 60 cm  75 cm  90 cm 110 cm
重量(1本あたり) 8.9 kg 9.0 kg 9.2 kg 9.4 kg
天板 幅 230 × 奥行 220 × 厚み 7mm(スチール)
底板 幅 220 × 奥行 270 × 厚み 12mm(=スチール7mm + アルミ5mm)
支柱(パイプ) マグネシウム合金 60mm角
支柱充填材 超微粒砂(支柱の25%、底部のみに充填)
カラー ブラック(焼付塗装)
付属品 不陸調整用 ナロー・スパイク足 × 8本 (六角レンチ付 / スパイク受け無し)
 

オプション

セッティングベース  RKST-BASE  標準価格(2枚): 27,000円 + 税

RKST-BASEを装着 (右)
RKST-BASEを装着 (右)

RKSTスタンドの底板は、音質を再重視したため小型設計です。RKST-110(高さ110cm)をお使いのレコーディング・スタジオ様より、「セッティング変更中にぶつかっても、倒れないようにできないものか」との要望を多く頂戴しました。

 

そこで開発したのがセッティング・ベース RKST-BASEです。振動コントロールを検討した結果、446mm角で厚み4.5mmのスチール製ベースに決定しました。ベースとスタンドの間に特殊な制振シールを挟み込み、チタン製のネジとワッシャーで結合させる構造です。

 

RKST-BASEを追加することによる音質変化はほとんどありませんので、ご安心ください。

 

特にRKST-110を選択される場合は、合わせてご検討ください。

※ 1枚単位で販売可能です。


 

音質グレードアップのテクニック

下記3つのカスタマイズは、それぞれに相乗効果が得られます。どれもRKSTスピーカー・スタンドの潜在能力を更に引き出せる、グレードアップ・テクニックです。

REQST PRO ロゴプレートの保護シールを撤去

底板にある"REQST PRO"ロゴマークに密着している、透明の保護シールを剥がすだけの無料でできるアップグレード技です。

 

この保護シールは、スタンド開発時には付いていませんでした。途中でロゴマークの製造工場が変更になった際に、保護シールが追加されました。

 

保護シールを剥がして試聴したところ、若干ですがサウンドがクリアになります。点数をつけるとすると、100点満点で2点くらいのプラス得点です。

 

少々剥がし難い保護シールですが、爪を使って取り除いてみてください。

支柱の裏にレゾナンス・チップ・ゴールドを貼る

有償のグレードアップ技です。レゾナンス・チップ・ゴールドを貼る位置は、スタンド支柱の後ろ側に左右各1個。支柱裏側ですので、試聴席側からはレゾナンス・チップ・ゴールドが見えません。

 

スピーカースタンド固有の音が更に消え、スピーカーが空中に浮いているように聴こえる印象です。それなのに、スピーカーが大地に根を下ろし、ガッチリと強固に感じる。そんな相反する理想のスピーカー・スタンドが、レゾナンス・チップ・ゴールドで実現します。

 

ポイントは、レゾナンス・チップ・ゴールドを貼ってから馴染むまで、一週間くらい待ってジャッジメントすることです。ぜひお試しください。 レゾナンス・チップ・ゴールドのご購入はこちら

支柱にR-Padを立てかける

有償のグレードアップ技です。スタンド支柱の前側に、R-Padを立てかけるようにして設置します。

 

まるでスピーカーユニットの空気をつかむロスが無くなったように感じるほど、低音域が充実して立体感、実在感が増していく傾向のグレードアップ効果が得られます。

 

ポイントは、R-Padを置いてから制振効果が馴染むまで、10分くらい待ってジャッジメントすることです。左右のスタンドでR-Padが2枚必要と高価な投資となりますが、それ以上のグレードアップを感じていただけると思います。ぜひお試しください。 
R-Padの販売ページはこちら

 

よくある質問と答え

スタンドの長さは特注できる?

高さの特注スタンドは製作することができません。申し訳ございません。

 

RKSTスピーカースタンドは、背の高いインシュレーターのような概念です。ですので、支柱の長さとその充填物の関係が、天板底板の大きさや材質、厚みとハーモニーを奏で、あのサウンドが得られます。支柱の長さを変更すると制振バランスが崩れてしまうため、長さの特注をお受けすることができません。

 

 

例えば、84cmのスタンドが必要となった場合は、RKST-75(75cm)のスタンドを使用し、9cm分の土台の上にスタンドを設置してください。スタンドの底板より下で高さを稼げば、RKSTスタンドの性能のまま高さアップができます。多くの音楽制作スタジオで活用されている、RKSTスタンドの高さ変更のテクニックです。

 

9cm分の土台案ですが、例えば1cm厚の板材を9枚積層するというタイプがオススメです。中身が空洞の箱タイプよりも、積層したものを推奨します。1cm板の積層なら、板同士を接着する前に1cm単位での高さ調整をしながら事前試聴もできるのでお薦めです。

スタンドのカラーは特注できる?

特注カラーのスタンドは製作することができません。申し訳ございません。

RKSTスタンドは、塗装による音質の違いを考慮して開発しました。色を含め、塗料を変更すると微妙な制振バランスが崩れてしまうため、カラーの特注をお受けすることができません。

オススメのスパイク受けは?

RKSTスタンドは、スパイク受け無しが推奨です。スパイクの材質を含めて音質を検討してスタンドを開発していますので、他社スパイクなどに交換すると大きく音質が変化しますのでお薦めできません。

 

スパイクによる床の穴傷が気になるようでしたら、スタンド底板よりも大きな木の板を敷いてください。安価な材ですとシナ合板、もう少し予算があればパイン集成材がお薦めです。

 

床の穴傷が気にならないならば、スパイクがそのまま床に突き刺さるようにセッティングするのがベストです。比較的、先端が尖っていないスパイクですので、フローリングならば小さな凹み穴ができる程度です。レクスト開発ルームでは、直接スパイクを立てて使用しています。

 

実際のセッティングですが、スパイクが底板から飛び出さないようにするのがコツで、レンチで2~3回転出すくらいが推奨です。

 

床の水平がよく出ているのならば、スパイクを使用せず、底板のベタ置きも音質的に良い設置方法です。

 

RKSTスタンドの耐荷重は?

RKSTスタンドに耐荷重を表示していないのは、スピーカー・スタンドは最大積載重量が問題ではなく、重心のバランスが重要なためです。

 

例えば、30kgのスピーカーを乗せたくらいでは、RKSTは強度的に全く問題ありません。

 

ですが、1本の柱の上に、30kgの物体が固定されず設置されるわけです。一般的なモニター・スピーカーが6kg程度ですから、30kgですと約5倍は重たいということになります。それだけ重心が不安定になり、地震などでの落下危険性は増えると理解してください。これはRKSTスタンドだけでなく、一般的なスピーカー・スタンドでも同じことです。

 

RKSTスタンドに30kg級のモニターを設置している例は数多くあります。音質的には素晴らしいとのご報告をいただきました。

 

RKSTスタンド使用によるスピーカー落下などの事故や損傷、怪我などの責任は負いかねますので、重量級スピーカーの設置にRKSTスタンドを採用されるかどうかは、自己責任にてご判断ください。

スタンド天板とスピーカー寸法のマッチングについて

スタンド天板からスピーカーが多少はみ出しても、逆にスピーカー天板がスピーカーより多少小さくても、音質的には問題ありません。(極端な例は除きます。)