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 Vol.2  金子 飛鳥 さん (バイオリニスト、音楽プロデューサー)
 

バイオリニストとして、様々なアーティストのレコーディングやツアーに引っ張りだこの金子飛鳥さん。
最新作として2007年7月に自己のアルバム『Ave』をリリースと、演奏者としてだけではなくプロデュース/作曲/編曲と広く活躍されています。また、多国籍カルテット“Gaia Cuatro(ガイア・クアトロ)”では、バイオリン&ボーカルとしてヨーロッパ・ツアーをこなし、その唯一無二のエモーショナルなプレイは、世界的に高く評価されています。
今回は、2007年2月と6月の2回に渡り、金子飛鳥さんをレクスト試聴ルームにお招きし、NS441Dの音楽再現についてお話しを伺いました。



■第1回試聴: 2007年2月


---まずは一般のCDプレーヤーです。15万円クラスのCDプレーヤーをノーマルの状態で聴いてみてください。

金子飛鳥: では、『GAIA』の5曲目をお願いします。


  〜試聴〜


本格的なオーディオシステムは、やっぱりいいですね〜。ノーマルのCDプレーヤーとのことですが、これでも家で聴くよりはるかに立体的です。

---次に、同じ機種のCDプレーヤーに、NS441Dというレクストの技術を施工したプレーヤーを聴いてみてください。試聴条件は、ケーブルまで全て同じにしてあり、プレーヤーだけ交換しました。


  〜試聴〜




試聴ディスク『GAIA/ガイア クアトロ』
(WHCD-19)
5曲目:REVUELTA

うーん、凄い。

瑞々しい音ですね。音楽全体がワーッときた時の、レベル感が全く違います。金属のツンッとくる音も、余韻が長くなっています。それに加えて、臨場感が凄くありますね。まるで人がそこで演っているような。こんなに違う聴こえ方なら、演奏する側、音楽を作る側としては、やっぱりこっちで聴いてほしいなー。困ったなー(笑)。家でライブを聴いているみたいです。
 
---次は、レクスト製DAコンバーターDAC-NS1Mによる、TWIN NS(※)での再生を聴いていただきます。

※:TWIN NSとは、NS441Dを施工したトランスポートとDAC-NS1Mのコンビネーションによる、更なる高音質化再生。

このDAコンバーターのデザインって、シンプルでいいですね。機器の第一印象って、大切だと思います。


  〜試聴〜


・・・・・これね・・・なんというか、感情を揺さぶる音・・・。人が目の前に居て演奏しているようです。これって、音楽が脳の中のどこかの・・・、体の中に入ってくる感じがあります。聴感上の良さだけでなく、音楽のレベルが違うところにある。先ほど聴いた第一段階とは、質の違なる良くなり方です。


  〜試聴〜


今、泣きそうな感じになっちゃった・・・。これだったら、オーディオの前に座って、音楽を聴きたくなります。

---普段、家では音楽を聴かれないのでしょうか?

家にいるときは、あまり音楽を聴かないですね。自分が作る側であるからなんですけれど、実はオーディオの音楽再生に諦めもあったんです。

でも、これはすごいな〜。オーディオはこうじゃないと、いや、こうあるべき!長い間諦めていた音楽再生が、これにはあります。

いきなり、うわーっときちゃう音ですね。これを届けたいです、CDソフトとして。音がいいだけでは駄目。その向こうにある何かを伝えなければ。それが、オーディオで可能だということに、今驚いています。





■第2回試聴: 2007年6月



---今日は、完成したばかりの『Ave』を聴いてみたいと思います。どのシステムから鳴らしましょうか。

金子飛鳥:最初は、一番コンパクトなiPodのシステムで、『Ave』の9曲目をお願いします。

※iPodシステムの構成

プレーヤー: iPod nano
iPod用アンプ内蔵ドック: scandyna/The dock(レクスト・チューニング仕様)
スピーカーケーブル: REQST/Z-SPC01 0.5mペア
スピーカー: SOULNOTE/sm1.0+REQST

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  〜試聴〜




試聴ディスク『Ave/金子飛鳥』
(DDCZ-1460)

信じられない!
音楽に取り込まれて、生還した感じです。iPodで聴いている感じは全くありませんねー。

---普段iPodは使われているのですか?

iPodは、ツアー演奏曲の確認など仕事で使っています。電車や車といった移動中に聴くことはありません。でも、iPodで、こんなふうに聴けるなんて驚きです。本気で自宅に欲しいですね。このセット、おいくらですか(笑)?

次は、最高のお薦めで、『Ave』の3曲目聴かせてください。

---では、バージョンアップしたDAコンバーターDAC-NS1Mを含めた、フルシステムで聴いてみてください。


  〜試聴〜


最高ですね!細胞が元気良く洗われる気がします。メラメラと気持ちよくしびれるという感じです。森林浴したように、心が洗われます。いや〜、本当に元気になっちゃいますよ、これ(笑)。

---次は、普通のCDプレーヤーで『Ave』の2曲目を聴いていただきます。『Ave』は、マスタリング時にNS441D技術を応用した機器を使用したため、普通のCDプレーヤーでも立体的な音質が得られます。その成果を聴いてみたいと思います。


  〜試聴〜


いや〜十分です。このプレーヤーはレクストの新技術のものではないのですよね?

---はい。標準価格15万円の、未改造のCDプレーヤーです。ちなみに、このプレーヤーで普通のCDソフトを再生すると・・・。

あー。平面的ですね。この音では、音楽の送り手側として非常に残念な結果です。マスタリングエンジニアさんに、レクストの新技術を導入してもらうようお願いしてよかったです。これは、新しいマスタリングが確立できていると思います。

---機器のNS441D化だけでなく、私もマスタリングエンジニアさんの大きな成果だと思います。

普通のCDプレーヤーでも、意図した通りの音楽がお届けできるのは、本当に嬉しいですね。これを聴いちゃうと、今までのアルバムをリマスタリングして出し直したくなりますね(笑)。

---ぜひ名盤『Mother』をお願いします(笑)。
最後に、同じ『Ave』の3曲目を、先ほどのDAコンバーターDAC-NS1Mバージョンアップ機を使用して聴いてみましょう。


  〜試聴〜


音楽が、喜びと元気で満ちています!これは先程の再生とは別格ですよ。

----2月に、バージョンアップ前のDAC-NS1MをTWIN NSで聴いていただいているわけですが、アーティスト側からの視点として、今回のバージョンアップの成果は上がっていると言えるでしょうか。

もちろん!
このシステムで聴き始めた瞬間から、心が震えます。バージョンアップ以前の音は、本当にマスタリング直後という感じでした。今回は、その先にある音楽の成長を感じます。森林浴というか、音浴で洗われますね〜。んー、気持ちいいです。


金子飛鳥(かねこ あすか) さん

東京都出身。画家の両親の下、4才からバイオリン、ピアノを学ぶ。幼少時から世界中の音楽や文化と出会い、1978年、東京芸術大学入学、在学中よりプロ活動開始。84年、「飛鳥ストリングス」を結成、活発なスタジ才セッション活動を展開。87年、塩谷哲らと「Adi」を結成、アルバムデビュー。92年、初のソロアルバム「Multi-venus」を発表。90年代は東急文化村の連続企画「Asian Fantasy Orchestra」の中核メンバーとなり多くの公演に参加、国境を越えた様々なミュージシャンと活勤し、海外公演も多数。その後、ダンス・演劇音楽やCM,作編曲にまで活動を広げる一方、2000年以降は「Mother」(02/ユニバーサル・クラシック)「Betweeness」(04)等、コンスタントにソロアルバム発表。多彩な活動を意欲的に展開し、卓越したテクニックに裏付けられた豊かな表現力、自由でしなやかな音楽性とキャラクターは高く評価されている。 

現在の主な活動は、ヨーロッパのフェスティバルで熱狂的に迎えられている多国籍カルテット「Gaia Cuatro(ガイア・クアトロ)」、フェビアン・レザ・パネとのデュオ、アートとのコラボレーションをテーマとする鬼怒無月、ヤヒロトモヒロとのプログレ・トリオ「ubiquitous(ユビクトス)」等。サポートでは大貫妙子、鈴木重子、松たか子、吉田兄弟らのツアーに帯同、「飛鳥ストリングス」を率いては 江原啓之、元ちとせ、森山良子、カルロス・ヌニュス、Jazz for Kids 等の録音/ライブに参加。自らの定期ライブや次作ソロアルバムの企画と並行して、瞑想のための音楽シリーズやこどもたちのためのワークショップ等の構想を続ける正にワールドクラスのヴァイオリニストである。


一方、素顔では無農薬素材を使った料理にいそしみ、マヤ暦の研究に余念がなく、太極拳やヨガで体を整え、参加する平和省プロジェクトでは音楽祭担当を担う。米国人人類学者のご主人、ハワイ生まれの小5の長男の3人家族。2010年に米国移住予定。


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