夢のスピーカー その6

レクスト創業10周年の記念プロジェクト『夢のスピーカーを創る』の第6話です。

レクストの開発した夢のスピーカーは、ブックシェルフ+サブウーファーとは一味違います。スピーカーRQ-F7と追加ウーファーが合体することで、ひとつの大型スピーカーとして機能するよう開発しております。

音楽のほとんどは、RQ-F7が再現します。大型ウーファーと合体するからといって、RQ-F7の低音をカットするようなことはしていません。RQ-F7は、あくまでそのまま鳴らします。

追加するウーファーは何をしているかというと、音楽の風を起こしています。つまり、部屋の空気を音楽によって更に動かす役割です。

RQ-F7単体で迫力を出そうとすると、部屋の空気を大きく動かすために、17cmウーファーユニットを前後に激しく揺さぶればよいということになります。RQ-F7は、それが可能でした。一般的なウーファーが±3ミリ程度しか前後できないのに対し、RQ-F7に採用しているDDリニアは±8ミリが磁界の制御範囲。音量を上げていっても駆動力が落ちず、音楽信号に高速かつ正確に反応します。振幅を大きくすることで迫力が出せるのです。

しかし、前後振幅で動かせる空気の量と、30cmなどの大型ウーファーが動かせる量を考えてみてください。後者が圧倒的に有利です。

しかし、大型ウーファーの放つ低い周波数は、実際に部屋に持ち込んでみると困りもの。家具などをビリビリと揺らしてしまい、家族の反感を買うだけでなく近所迷惑に直結する問題になりかねません。その結果、音量が自由に上げられず小音量で聴くことになってしまい、今度は大きく重いウーファーが適正に動かず、スピード感の無い音楽再生になるという負のループになってしまいがちです。

レクストでは、低い周波数までを再現することよりも、部屋の空気を動かすことに主眼を置きました。それが17cmDDリニアウーファーの多数個使用です。素早く部屋の空気を鷲掴みにして、音楽の波を起こします。重く大きいウーファーではないので、小音量でも機敏に反応します。大音量では、DDリニアユニット特有の±8ミリの大振幅で、大きな音楽のうねりを作り出します。

心配されるのは、ユニットが増えることによるフォーカスの乱れ。このポイントに、レクストの振動コントロール技術を集約させました。片ch×4発のウーファーユニットは、どれもチューニングが異なります。位相という音楽の立体情報を正確に再現しつつ、空気を動かす量を増やす。この相反する目標を達成できた独自の調整技術こそ、このスピーカーのサウンドの秘密です。

結果、音楽好きの夢は叶いました。ピアノやドラムを実物大で再現したり、雄大なオーケストラを眼前に出現させたり、音楽の迫力が凄そうなのはスピーカーの写真からもご想像いただけることでしょう。

では、ドンドコという低音が得意なだけかというとそうではありません。例えば静かな音楽を再現した場合は、その柔らかさや深みという方向に素晴らしさを発揮します。

柔と剛の両立。夢のスピーカー内覧会で全員をノックアウトしたポイントはココです。

軽井沢と青山のレクスト試聴ルームは、どちらも普通の部屋。大音量でなくとも素晴らしいです。そして納品したカースケさん宅は、地下防音室の専用リスニングルーム。ここでは、普通の部屋では出せない大音量再生が魅力でした。

そして今度は、27日のイベント。ゆったり30名様が座って聴ける広さの会場で、夢のスピーカーはどのような音楽を奏でてくれるでしょう。ピアノやベース、ドラムといった生楽器音源は、実物大の再現に挑戦してみたいです。オーケストラもステージいっぱいに出現させてみたいです。私も楽しみでなりません。

 ≫27日の夏イベントの詳細&お申し込み方法はこちら
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2013/07/17(Wed) 16:47:47 | スピーカー

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