少量生産の良さ

レクストのスピーカーやD/Aコンバーター。最大の特長はその音質ですが、生産方法も一般的な機器と大きく異なります。

スピーカーならば、工場で木工加工及び塗装されたエンクロージャーを、1台ずつレクストで組み立てます。完成後は入念な試聴チェックと、健康診断の簡易測定を行ったのち、晴れて出荷です。D/Aコンバーターは、工場で生産されたものに、レクストで1台ずつチューニング作業を行います。その後、入念な試聴チェックを行い完成です。

そう、生産作業に加え、レクストでは必ず1台1台の音質を確認する作業を行います。音楽を扱う機器において、この当たり前の作業が、大量生産では行えないのが現実です。

レクストでは、スピーカーやD/Aコンバーターを楽器と同じように考えます。一度も音楽を奏でず出荷される楽器があるでしょうか。私がオーディオ機器に求めるのは、家電ではなく楽器同様のクオリティーです。

大量生産を考慮しないからこそできる、設計もあります。例えば、スピーカーのネットワークは、基板を使用せず、コンデンサーを極太ケーブルに銀+金メッキスリーブで圧着しています。D/Aコンバーターは、省エネよりも音質を優先。高い電源電圧で充分な電流を流しています。量産機では、高温になるのと電解コンデンザーの耐電圧を高くとらなければならず、コストアップのため最近では嫌われる設計です。少量生産ならば、面倒でも多少のコストアップでも、音質のためならば全てが許せるのです。

当初は、大量生産できないことへの悩みもありました。しかし、どうしても工場ではできない作業、任せられない作業、自分達で行わなければならない作業があるのです。少量生産でも良いのではないか。いや、そのメリットが大きくあるのではないか。最近はそんなふうに考えています。

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2009/02/17(Tue) 18:20:29 | 日記

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株式会社レクスト
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