クリニックのレポート その2

クリニック&トレーニングコースのレポート第二弾です。

場所:東京都O様宅 8畳のオーディオ専用ルーム 天井高2.4m 無垢フローリング&根太補強 200V電源

お悩み:響きすぎて高音が強調され気味だったり、立体感に欠けるところを修正できれば。

カウンセリング中の部屋の印象
窓が少なく、棚が左右対称に設置されており、オーディオ専用ルームとしては理想的な空間。ただし、部屋の響きは閉塞感があり、自然な余韻とはいえません。響きすぎるというよりは、響きの質に問題があるようです。「壁も天然木無垢材に変更すれば響きが良くなるかな〜」と言われていましたが、レゾナンス・チップRTがあれば問題なく簡単に解決できます。

ビフォー試聴
スピーカーは2組あり、レクストRQ-F7ではなく、エラックで調整してほしいとのご要望。アナログレコードをメインで聴かれているので、ビフォーアフター動画のみにCDプレーヤーを使用し、その他のチェックはレコードを再生し作業を進めました。
予想以上に良い音で鳴っています。音楽のエネルギー感は良好。(その理由は、クリニック後半で明らかに!)
高域強調はルームチューニングで、立体感はスピーカーセッティングで解決できそうです。

作業内容
(ビフォー動画撮影)
1.レゾナンス・チップRTによるルームチューニング
2.両サイドの吸音材を撤去
3.レーザー墨出し器によるスピーカーのフォーカス合わせ
4.スピーカー底面に挿入してあったタオルと吸音材を撤去
5.スピーカーのスピーカーターミナルの締め付けトルク調整
6.アンプのスピーカーターミナルの締め付けトルク調整
7.カートリッジから出力しているアナログケーブルのRCAプラグにレゾナンス・チップ・コネクトを貼る
8.ターンテーブル・モーターの電源ケーブルにレゾナンス・チップ・コネクトを貼る
9.フォノ・イコライザーの電源ケーブルをREQST/Z-PRC01に変更
10.スピーカー後方15p四方を片付ける
11.束ねてあった200V電源のケーブルの結束バンドを撤去
(アフター動画撮影)
12.アンプの純正ボリュームノブを制振ノブ“R-VM33”に交換
13.テーブル天板の裏側にレゾナンス・チップ・ブロウを貼る


レゾナンス・チップRTは決められた場所に貼っていくだけですので、試行錯誤無しでサクサクと作業を進めました。10個のレゾナンス・チップRTを貼った後のお客様のご感想は、「ピアノの余韻が変わった。自然な音。今までより、よく聞こえる。」とのこと。

スピーカーの天板にツイーターが乗っているタイプですので、レーザー墨出し器の基準線をスピーカーの背面付近に出し、リアバッフルから精度を出しました。これで「立体感に欠ける」というお悩みは無事解決。

残るお悩みは「高音が強調され気味」という問題。これを4〜6番で解決しました。「低音が全然違う。重心が下がって気持ちいい」とのご感想です。スピーカー底部のタオルと吸音材は、ルームチューニングが完璧に仕上がったのと、精度の高いスピーカーセッティングが完成したので、結果的に不要となりました。

9番は、今後のグレードアップのご提案を兼ねたレクスト製品のご紹介。電源ケーブルZ-PRC01への交換は劇的で、そのままお買い上げいただきました。

私の本気試聴は、9番のあと。最終チェックの試聴です。ここで問題発見。センター位相に乱れがあります。これは基本的なミステイクで、左スピーカーの後方に200V電源が設置してあり、その電源ケーブル類が音楽の立体再現を乱していました。いわゆる「スピーカー後方15p四方を片付ける」という基本テクニックです(著書『すぐできる! 新・最高音質セッティング術』60〜61ページ参照)。電源ケーブルの経路は簡単に変更でき、たったこれだけの作業で見事に立体再現が復活しました。

ここで一旦完成として、アフター動画を撮影。アンプのボリュームは一切触っていませんので、かなり厳密に比較試聴できるのではないでしょうか?

最後に、アンプを制振ノブ“R-VM33”に取り替えてみました。こちらも、もちろん激変。お客様は、そのままR-VM33をお買い上げされました。

さて、なぜビフォー試聴のときに好印象だったのか分かったのは、ちょうど6番の作業あたり。レゾナンス・チップ・コネクトを電源系に貼ろうとすると、既に全ての電源プラグに貼ってありました。「西野さんのお薦めが、電源系からレゾナンス・チップ・コネクトを貼るということだったので」と嬉しいお言葉。ビフォー動画で感じた、あのパワフルな音楽エネルギーは、まさに電源系にレゾナンス・チップ・コネクトを貼ったときの効果です。ルームチューニングやスピーカーセッティングが未完成でも、それを吹き飛ばすくらいのレゾナンス・チップ・コネクトの音質向上。いやはや、驚きました。

「声の下のほうが、訴えかけてくる。自分じゃ、こんな調整はできないですよ。」とのご感想。後日、「くっきりした音像、定位、重心の下がった、体を震わせる低音。自然で伸びやかで、余韻のきれいな音楽を手に入れることができました。あの後、来客もあり、ずーっとオリジナルLP聴いてました。作者の表現したいことが、今までより良く感じることができることがわかりました。」と、嬉しいメールを頂戴しました。こちらこそ、ありがとうございます!


では、ビフォーアフター動画をお楽しみください。

ビフォー動画


アフター動画
2014/06/13(Fri) 17:35:55 | クリニック

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株式会社レクスト
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