久しぶりのお奨めCD 『Delicia デリシア / 金子飛鳥&林正樹』

久しぶりに感動したCD盤がありましたので、ご紹介します!



著書×3冊の付録CDでのパフォーマンスでお馴染み、バイオリニスト金子飛鳥さん。10年くらい前には、イベントでバイオリンの生演奏を披露していただいたことも! その飛鳥さんと、ピアニスト林正樹さんによるデュオ・アルバム『Delicia』です。

詳しくは、金子飛鳥さんのブログにアルバム制作の詳細があります(≫こちら)。なんと、このアルバム制作レポートに、私の名前も登場します。久しくお会いしてないのに、覚えてくださっていたようで感激〜。

さてこの『Delicia』、凄いのなんのって! レクスト葉山にお客様が来られたとき、この『Delicia』を鳴らしたところ、「作品タイトルは? ハイレゾですか?」と質問攻め。私はニヤリとしながら「普通のCDですよ〜」と涼しい顔。驚かしCD盤としては最強です。

『Delicia』の凄さは、もう録音が良いとか、マスタリングが良いとか、そういう次元ではないです。もちろん録音も演奏も全てが良い。ですが、そんな言葉では表現できないくらい、音楽のエネルギーの格が違うというか・・・なんとも文章では説明しにくい音質です。

サウンドステージは広く、音は濃い。ですが、オーディオ再現のポイントはそこではありません。音に記録された魂の輝き、崇高な志、音楽の神様からの祝福。電気や機器では語れない、別のベクトルの存在。そういったレベルで音楽が再現できるかどうか。音と音が重なり合い大きなひとつのエネルギーとなって天へと向かい昇っていく様。自身のシステムはもちろん、心のアンテナの磨き具合まで関連している課題が山積みです。

遠い昔、音楽は神様の存在を知るための学問だったとか。「ああ、そうだったんだ」と、きっと聴いた人たちが、その真意を想い出す音楽。あえて文章にすると、そんな感じです。

CD盤の44.1kHz/16bit規格に、まだこんな可能性があったのだと驚かされました。今年のナンバーワンCD盤は、ゆるぎなく『Delicia』に決定です。

最後に、『Delicia』を絶対に所有していたほうが良いという情報を。実は機器やケーブルのエージングに最適な音源なんです。『Delicia』をリピート再生して鳴らし込んでみてください。機器やケーブルが活き活きと解き放たれていくのが、音質として確認できます。別に不思議な話ではなく、機器の鳴らし込みに必要な音楽の波がそういった結果になるというだけ。エージング後の音を例えるなら、パイプの内側がピカピカに洗浄され、音楽がドドドーっと流れていく感じです。ちなみにレクスト試聴ルームの新RCAケーブルZ-LNC01Sは、内緒にしていましたがこの『Delicia』を100時間リピートさせてエージングを仕上げたのでした!

癒しの音とか、そんな陳腐な言葉で表現したくなかったので、何とも不思議なレビューとなりましたが、こんなお宝CD盤が存在するのだとお伝えしたくて、なんとか文章をひねり出してみました。悔しいのは、この作品にほんの少しも関われなかったこと・・・笑。全力でオススメしたいCD盤『Delicia』です!
2017/10/05(Thu) 16:36:38 | 高音質ソフト

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