レゾナンス・チップとは?

レゾナンス・チップ・ワールドの新発売で、初めて“レゾナンス・チップ”なるものを知ったお客様が多いようです。10年以上応援いただいている皆様には、ひとつの技術として定着しているのでしょうが、確かに初めて出会えば信じられないのは当たり前でしょう。

気になって“レゾナンス・チップ”でネット検索してみると、レクストの前身“RCC”時代に作成した古いホームページ「レゾナンス・チップとは?」が上位に出てきました。12年くらい前に書いたものですので、さすがに時代遅れです。急いで新しいページを執筆しております。

レゾナンス・チップを解説するには、いくつかポイントがあります。


1. 音質チューニング用動吸振器

レゾナンス・チップの動作概念を大きなモデルとして考えると、その動作が動吸振器であることがわかります。動吸振器とは公式が存在するほど、一般的な技術です。その動吸振器を音楽用に応用したのがレゾナンス・チップです。


2. なぜ小さくても音質変化が起こるのか

制振と聞くと、CDプレーヤーやスピーカーのように、実際に動いているものを制御するように想像してしまいます。レクストが扱っている振動は、もっと小さなもの。つまり、音楽が電気信号として流れるときの振動です。レゾナンス・チップの初期試作は大きなものでした。その効果が、どこまで小さくして体感できるかというテストを繰り返しました。
そこで落ち着いたのが、現在の直径1cmというサイズです。

例えばルームチューニングにしても、壁の響きとしてのエネルギーは小さなものです。低音を大音量で鳴らせば、手でも感じられます。では会話はどうでしょう?響く部屋で会話しながら壁に手を当てても、何も感じられません。こういう微振動を制御するのには、小さな動吸振器が適しています。

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このような感じで、レゾナンス・チップを解説したいと考えております。HP完成まで、もう少々お待ちください。説明されると、そんなに不思議グッズではないことがご理解いただけるのではないでしょうか。レゾナンス・チップは、ひとつの技術です。

さて、カーオーディオでレゾナンス・チップ・ワールドをどう活用してよいかとのご質問をいくつか頂戴しました。まずは、ヘッドユニットに貼るのが一番です。人気であろうヘッドユニットを3機種ほど選び、レゾナンス・チップ・ワールドを貼る位置を考察してみました。

↓ 20万円クラス
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↓ 10万円クラス
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↓ 5万円クラス
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基本的に、向かって右側が狙い目です。スイッチなどを避け、ポイントを探してみてください。レゾナンス・チップ・ワールドで、立体的で大きく広がるサウンドが、カーオーディオでも実現できます。

ワールドでNS-10Mをチューニング

レゾナンス・チップ・ワールドを使用した、モニタースピーカーNS-10Mのチューニングを公開します。

使用するのは片ch各1個の計2個。ポイントは、フロント面です。

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ちょうど“YAMAHA”のロゴの横くらいで、正確にはツイーターの中心線に合わせます。縦置きとした場合、上から86mmです。

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久しぶりにNS-10Mを徹底的に試聴してみました。

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NS-10Mといえば、スタジオでのモニタースピーカーの定番。生産完了となった今でも、最もスタジオで見かける機材のひとつです。オーディオ好きの方からすると「このドンシャリでよく仕事ができるな〜」と思われるかもしれません。明確な回答ではないですが、音楽制作に関わる人ならば、誰もがNS-10M専用の“脳内補正EQ”を持っているからと言えるでしょう。

NS-10Mはデメリットは確かに多いのですが、魅力もいっぱいあります。そうでなくては、プロの定番機器とは成りえません。明るく活きの良いサウンドが、現場の士気を高めてくれるのです。

とはいえ、「もう少し、何とかならないのか。」と感じている音楽関係者は多いことでしょう。甲高い高音を和らげるため、ツイーターにティッシュを貼り付けるのは有名な対処方法です。そんなNS-10Mが、レゾナンス・チップ・ワールド1個で大きく魅力をアップさせることができました。

レクスト試聴ルームのリファレンス・スピーカー“RQ-F7”に慣れていると、ノーマルNS-10Mのサウンドには「さて、どうしたものか・・・」と頭を抱えるほどでした。価格差が10倍くらいありますので、仕方ないところでしょうが、改めてRQ-F7の天然木無垢材エンクロージャーの素晴らしさを痛感した次第です。

レゾナンス・チップ・ワールドをNS-10Mに貼ると、それはもう別世界のモニターです。明るく元気のあるサウンドはそのままに、音の薄さにつながっていた中高域が改善されます。結果、高域の甲高さは気にならなくなるという嬉しさ。低音は相変わらず少なめですが、バランスが良くなった分、脳内補正EQでカバーできる範囲です。

特筆すべきは、位相表現の改善。これはスタジオモニターとしては、良い方向性の変化です。音楽がより立体的に感じ取れるようになります。

以前にご紹介していたレゾナンス・チップ・クライオの眉間ポイントより、はるかに音質向上します。ただし、レゾナンス・チップ・ワールドを貼る際には、クライオチップは撤去してください。

使い慣れたモニタースピーカーが、買い換えることなくグレードアップできる。永くお世話になったNS-10Mに、ちょっぴり恩返しができたような、レゾナンス・チップ・ワールドでのチューニングでした。レゾナンス・チップ・ワールドでのNS-10Mチューニング、ぜひお試しください。

マスタリングエンジニア小泉さんとの勉強会

マスタリング・エンジニアの小泉由香さんと、恒例の勉強会を行いました。小泉さんとは『音の名匠が愛するとっておきの名盤たち』での対談以来の再会です。

小泉さんはマスタリングという音楽制作の現場から、レクストはオーディオという再生の立場から、お互いの研究テーマを持ち合い切磋琢磨するため、定期的に勉強会を行っています。勉強会を成功させるためには、学びの精神が重要です。音楽の道を進んでいく過程で、ほんの少し斜めに進むだけで、大きく本道から外れる可能性があります。この勉強会により、軌道修正が可能ですし、意見交換で大きな成長が得られます。

小泉さんからは、最新のマスタリング作品が持ち込まれました。それをレクスト名古屋覚王山のリファレンスシステムで試聴しながら、更なる改善点がないかディスカッションするというスタイルです。実現可能かどうか分からないほど目標は高く、充実したミーティングができたと思います。

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レクストからは、開発中のアイデアをいくつか試聴してもらいました。「マスタリング直後のマスターへ、どんどん近づいていく感じ」と高評価です。製品化に近づいていますので、どうぞご期待ください。

そして、お楽しみのレゾナンス・チップ・ワールドの試聴。小泉さん所有のiPodを使って、レゾナンス・チップ・ワールドの効果を体感してもらいました。

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「音圧が上がるような効果。奥行きも広がる。iPodで硬くなってしまった音が、元に戻る方向。レンジの上下が無くなる感じが痛かったのが、解消される」と絶賛でした。貼ったのは、iPodの裏面上部と、ヘッドホンジャックです。

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もうひとつ、 『リスニングオーディオ攻略本 通常CD版』も到着していたので、ブルースペック盤と通常CD盤の2枚を比較試聴しました。マスタリングは小泉さんですので、どのように感じるのか興味深いところです。

「通常CD盤のほうが、良い意味でコンプっぽい。ガッツを感じる。人によっては、通常CD盤のほうを高く評価するかも。帯域的には、ブルースペック盤のほうが広く感じる。通常CD盤も、ぜひ聴いてもらいたい。」とのことでした。

スピーカー仮固定シールのプレゼント企画

スピーカーDW-S1をお使いの関東のお客様から、お電話がありました。スピーカーはなんとか無事だったそうですが、今後に不安があるとのこと。「何かスピーカーを固定する方法はないですか?」というご質問でした。

レクスト・プロのスピーカーはレコーディング・スタジオでの大音量再生を想定していますので、ウーファーの振幅でスピーカーが動かないよう固定するために、専用のシールが付属しています。それをお使いになれば良いのではと、お薦めしました。

このスピーカー仮固定シールは、音質的に非常に優れています。見た目は、よく耐震用に販売されているゲル系両面シールと同じですが、素材や粘着力、大きさ、厚みなどを音楽用に徹底的に吟味しました。一般的にゲル系の柔らかいシールでオーディオ機器を貼ると、音のアタックが鈍くなる傾向があります。レクストのスピーカー仮固定シールは、そういった副作用がほとんど無いのが最大の特長です。

スピーカーや機器を固定するのは、音質を考慮すると非常に困難です。どうしても音が硬くなったり、躍動感が失われたりしてしまいます。では、音質を良くするのは難しくても、せめて変化させないようにできないかと開発したのが、このスピーカー仮固定シールです。

元々は、レゾナンス・チップの粘着部を、何度も貼り替えができるようにならないかと研究を始めたものです。残念ながら、レゾナンス・チップに使用できるような性能は得られませんでした。しかし、スタビライザーやケーブルインシュレーターの固定には効果的で、SQUAREやCUBICの付属品として採用となりました。

スピーカーの固定用にも素晴らしい性能を発揮することがわかり、スタジオ用途のレクスト・スピーカーには、このスピーカー仮固定シールを付属させています。非常に柔らかい素材のシールなのに、本当に音質が変化しないのが不思議なくらいです。私は、このシールの有無を比較試聴したら、言い当てる自信はありません。

大きさは17mm×17mmで、8枚で1セットです。何度か貼り直しができるシールですので、表面のホコリを水洗いすれば、また貼り付くようになります。

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両面テープのようになっていますので、使い方は簡単です。スピーカーならば、底板の前方へ2枚、後方へ1枚貼り付けます。CDプレーヤーなどの機器ならば、付属の足の4ヵ所に貼ると使えそうです。

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厳密なテストは行っていませんが、重さ10kgくらいまでのスピーカーや機器ならば使えると思います。それ以上の重さですと、柔らかい粘着部が加圧で潰れてしまうので、効果が出ません。

元々はレクスト製品の付属品ですので、このスピーカー仮固定シールだけをお譲りすることはできません。そこで、レクストダイレクトでお買い物いただいた特典として、プレゼントすることにしました。レクスト製品だけでなく、スピーカーやオーディオ機器を固定したいとお考えの方に、お試しいただけるのではないでしょうか。

あくまで仮に固定するシールですから、これだけでは地震対策にはなりません。しかし、単に置いているよりは強固に固定できますので、精神的には安心感が得られると思います。

少しでも心穏やかに音楽を楽しんでいただければ嬉しいです。この機会に、ぜひレクストダイレクトをご利用ください。 

≫レクストダイレクトへ

地震のお見舞い

東北地方太平洋沖地震により被害に遭われた皆様、謹んでお見舞い申しあげます.

音楽を仕事とする自分にできるのは、ただ日々を精一杯生きていくだけです。このブログを覗きにきていただいた皆様が、少しでも穏やかな気分になれるよう、いつものような楽しい話題をお届けできればと思っています。

課題であった、ホームページの改変を行っております。トップページ光ケーブルのページが新しいです。今は製品情報のページを作成中。思ったよりアイテム数が多く、完成が遅れております。

また、『リスニングオーディオ攻略本』の増刷が無事完成しました。本のタイトルは少し変更になり『リスニングオーディオ攻略本 通常CD版』です。

先日、名古屋覚王山の試聴ルームに、マスタリングエンジニアの小泉由香さんが来られました。いつもの勉強会に加え、『リスニングオーディオ攻略本』のブルースペック盤と通常CD盤の比較試聴を行ったり、レゾナンス・チップ・ワールドのiPodへの効果検証などを行いました。後日またレポートさせていただきます。

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ワールドでCDプレーヤーをチューニング

レゾナンス・チップ・ワールドの第2ロットが本日入荷しました。これでまた、多くの皆様にレゾナンス・チップ・ワールドのチューニングをお楽しみいただけます。

まず試していただきたいのは、CDプレーヤーです。冷たく、硬く、感情表現に乏しいと言われるCD規格の音ですが、レゾナンス・チップ・ワールドを1個貼るだけで、温かく、柔らかく、豊かな感情表現の得られる音楽に変貌します。

サ行や高域が強調されたように感じるのは、ある意味CD規格独特の問題です。試しにパソコンにロスレスで取り込んだり、iPodなどで同じ音楽を聴いてみてください。そんなに高域が痛くなくなると思います。とはいえ、デジタルコピーすると、なんだか鮮度まで落ちたような気がしますし、解像度が上がっても無機質な音楽に感じるものです。

一番は、CDプレーヤーの音が良くなれば問題なし(笑)。今のところ、CDプレーヤーには特に不満の無い方でも、レゾナンス・チップ・ワールドの音質向上はお薦めです。いくら高額のCDプレーヤーに買い換えたところで、この硬く感じるサウンドはCD規格特有のものですから、解決できないのです。いや、解決できないと思われてきました。

その問題を解決できたのは、レクスト独自のNS441D技術です。ほぼ完璧に音楽の記憶そのままに再現できるようになり、見事にCDの壁を突破しました。もちろん、アクセサリーだけで、個々の機器に対応させるオーダーメイドのNS441D技術と全く同じ効果とはいきません。しかし、非常に不満に感じていた最大の音楽再現の難点は、レゾナンス・チップ・ワールドを1個貼るだけで、解決できるようになりました。

貼る場所は簡単です。コンパクトディスクのロゴマークを見つけてください。フロントパネルのこのdiscロゴマークに貼るとベストな効果が出るように、レゾナンス・チップ・ワールドは考えられています。下記に3例ほど挙げてみます。

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「プレーヤーによってdiscロゴマークの場所は違うのでは?」と疑問を持たれると思います。しかし、これは大真面目に考えた作戦なのです。discロゴマークは、たいてい10mm角くらいの大きさです。レゾナンス・チップ・ワールドも直径10mmですから、貼る場所としてはちょうど良い感じです。しかも、discロゴマークはある程度デザインされた場所にありますから、そうそう違和感のあるポイントではないのです。フロントパネルのほどよい場所にあるdiscロゴマーク。そこにレゾナンス・チップ・ワールドを貼ることで、効果を発揮するように工夫してあります。

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レゾナンス・チップ・ワールドの裏側は写真のようになっており、茶色の剥離紙を取り去って貼り付けます。注意点は、黒い粘着部を手で触らないようにすること。最大の効果を発揮するためには、1回で貼り付けるのがベストです。貼り直ししていると、効果も減少しますのでご注意ください。

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事前にパネル側を入念に拭いておくのもコツです。メガネ拭きなどを利用すると良いでしょう。汚れと油分をしっかり拭き取るのが目的です。

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これで完成です。平面的だったCD規格の音が、自分のほうへ立体的でエネルギッシュに迫ってくればチューニング成功!ボーカルやヴァイオリンなどを聴けば、あまりのサウンドの違いに驚いていただけるはずです。CD規格特有の癖から解き放たれた音楽は、こんなにも素晴らしいのです。機器の買い替えでは得られない、レゾナンス・チップ・ワールドによるCDプレーヤーのグレードアップを、ぜひ体感してみてください。

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レゾナンス・チップ・ワールドの効果

音楽は、ストレス解消の特効薬であったはずです。いつのころからでしょう、その効き目が感じられなくなってきたのは。それが、まさかデジタル音楽の音質にひとつの原因があったとは、誰が想像したでしょうか。

レゾナンス・チップ・ワールドを貼ったカーオーディオから流れるサウンドは、忘れていた音楽風景を蘇らせてくれました。あの日、お気に入りの曲をカセットテープに詰め込んでドライブしていた日々。この瑞々しい音を聴いていると、そんな気持ちに戻れたような気がします。

iPodも同様で、頭の中心に突き刺さるように鳴っていた音楽が、レゾナンス・チップ・ワールド1個で、活き活きと元の姿を取り戻していきます。もう、おもちゃのような音楽再生には戻れません。レゾナンス・チップ・ワールドで、音楽の“芯”が完全に復活しています。

レゾナンス・チップ・ワールドで音が良くなるというよりは、デジタル規格が音楽へ及ぼしていた影響が極端に減少するというイメージでしょうか。音楽は、色濃く心に飛び込んできます。レゾナンス・チップ・ワールドで、音楽がその特効薬としての効果を取り戻せるとするならば、こんなに素敵なことはありません。もう携帯プレーヤーでもダウンロードでも、恐いものなしです(笑)。

まずは応用編を試すのではなく、CDプレーヤーのフロントパネルにレゾナンス・チップ・ワールドを1個貼ってみてください。今までNS441D施工プレーヤーのユーザー様だけが見ることのできていた、新しい音楽再現のステージ。そのほんの入り口だけかもしれませんが、たった1個のレゾナンス・チップ・ワールドで、覗き見ることができるのです。

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無垢エンクロージャー入荷

スピーカー“RQ-F7”の無垢エンクロージャーが入荷しました。今回も非常に美しい仕上がりに、惚れ惚れしています。木工職人さんに感謝!

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1ペアはすでにご予約が入っておりますので、残り2ペアです。これが無くなると、またしばらく在庫切れになってしまいます。「いつかはRQ-F7を!」とお考えのお客様は、この機会にぜひ一度ご検討ください。この無垢エンクロージャーならば、ルックス、音質ともに最高のスピーカーが誕生することは間違いありません。

最高を求めるならば、迷わずRQ-F7をお薦めさせていただきます。

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