フライデーイベント・ファイナルのレポート

6/25に開催したフライデーイベント・ファイナルのレポートです。

目玉は、オーディオライター鈴木裕さんの初の著書『iPodではじめる快感オーディオ術』の添付DVD-ROMからの、192kHz音源初披露でした。

この本のために新録された音源については鈴木さんより噂は聞いていましたが、これは素晴らしい!予想を遥かに上回る心地よさです。192kHzマスターが聴けるとは、従来のオーディオ本の概念を超えています。

普通、192kHzマスターを聴いたあとのオーディオイベントは、CDソフトが楽しめたものではなく、ガッカリ感が漂うもの。そこはDAC-NS1Sが頑張ってくれました。鳴らしたのは、サウンド&レコーディング・マガジン2010年7月号の付録CDです。“赤川新一 入魂の新築スタジオ STRIP Gardenの響きを録る!”というこの企画CD、ただの付録と油断はできません。金子飛鳥さんのヴァイオリンをはじめ、聴きどころ満載です。

192kHzマスター後のガッカリ感どころか、新たな感動として音楽に触れることができ、満足できる世界がCDソフトから得られました。これが、レクストがフライデーイベントで探求してきた集大成です。NS441D技術なくしては、CDソフトからこのサウンドは得られません。新スタジオ STRIP Gardenの美しい余韻と、赤川さん入魂のレコーディング&ミックスを堪能しました。

レクスト東京試聴ルームの処分市も大好評。引越しをはじめてみると、掘り出し物が出るは出るは(笑)。喜んでいただけたのではないでしょうか。

あとは7月3日のTOKYO FINALを残すのみ。講座イベントが終了したあとで、レクストの歴史を駆け足で振り返りたいと思っています。なかなか聴けない音源も準備しましたので、どうぞご期待ください。そうそう、最終処分市もありますので、そちらも楽しんでいってください。

長く続いたフライデーイベントに相応しい、自由な感じが心地よいファイナルとなりました。オーディオライターの村井裕弥さんが飛び入りで遊びに来てくださったり、鈴木裕さんが素晴らしいパフォーマンスを披露してくださったりと、大満足です。ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございます。素敵な時間を一緒に過ごせて嬉しかったです。

7月3日のTOKYO FINAL、残席が残りわずかですが、立ち見でも若干名様は見れますので、ぜひ遊びに来てください。楽しみにしております。
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6/25はフライデーイベント・ファイナル

明日6月25日(金)は、フライデーイベント・ファイナルです。
 
時間は18:00〜20:00、場所はレクスト東京イベントルーム。
地図はこちら。
http://www.reqst.com/map.html

私の記憶では、フライデーイベントを開催したのは2005年の後半くらい。もう5年近く続けてきたのですね。そして、明日がファイナルです!

フライデーイベント・ファイナルにふさわしく、ゲストにオーディオライターの鈴木裕さんをお迎えし、楽しく音楽を聴いてみようと思います。

鈴木さんがからのメッセージです。
「明日のイベントで聴いてもらおうと思っているのは、ひとつはiPodからの16bit/48kHz、24/48の再生。もうひとつはパソコンからの24/96、24/192の再生です。

機材としては、
Apple iPod nano
Wadia 170iTransport

パソコン IBM ThinkPad(Windows XP)
Apogee Rosetta 200

これをレクストのシステムにつないで聴いてみましょう。Rosetta200は入力した信号を出力できるはずなので、24/192をDAC-NS1Sに入れた音を聴きたいと思っています。さあ、音は出るのか。お楽しみに(笑)。」

他にも、販売中の初代DAC-NS1Mをご試聴いただけるよう、東京へ送りました。イベントまでにご注文が入らなければ、実際のサウンドをイベントで聴いていただきいてからのご検討が可能です。DAC-NS1Mは1台しかありませんので、ご購入前提の方ならば、先に注文して商品を押さえていただいてもかまいません。

東京試聴ルーム引越しにあたり、超特価で販売できるものもあります。いくつか聴いていただける機器もあると思いますので、引越し処分市も楽しんでみてください。思わぬお買い得機と出会えるかもしれません。

明日は、試聴二次会にも突入すると思います。東京試聴ルーム最後となる、金曜の夜を満喫しましょう。予約不要・入場無料ですので、お気軽にご参加ください。楽しみにお待ちしております。ありがとうございます。

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初代DAC-NS1Mチューニング完了!

初代D/AコンバーターDAC-NS1Mの、試聴レポートです。

まず、下取りした段階の試聴結果から。F10バージョンまで受けられた機ですので、最新2010バージョンアップの一世代前です。その試聴は、私自身ショッキングなものでした。2010バージョンアップに慣れていると、もはやF10バージョンのDAC-NS1Mは聴けない・・・。

あれほど自信があり、圧倒的エネルギーを放出していたF10バージョンが、非常にあっさりとした淡白な音楽に聴こえてきます。低音のエネルギー感が薄いのと、何より音像が平面的に感じてしまいます。

ある意味、そのあたりが2010バージョンアップの音質改善点なのですが、ここまで劇的に異なるとは。もし前バージョンのままのDAC-NS1M/NS1Sをお使いならば、何よりも優先して2010バージョンアップをご検討ください。機器を買い換えたり、ケーブルを交換するよりも、最高のグレードアップが得られます。

バージョンアップ開発段階よりは、現在のほうが最新2010バージョンアップのサウンドに慣れています。もし、このF10バージョンが、2010バージョンアップ完成検査に混じっていたとすると、必ず不合格のジャッジを下す自信があります。それほど決定的な音楽表現力の差があるのです。

さて、そのDAC-NS1Mを、最新2010仕様にバージョンアップしました。端子の徹底クリーニングや、全てのネジの締め付け具合も再調整してあります。

試聴結果は、「本当に同じDAC-NS1Mか?」と思えるほど(笑)。低音の踏ん張りは別物で、音楽を色濃く再現します。なんといっても、音楽がすぐそこに存在するかのように、手を伸ばせば触れられるかのように、生々しく奏でられます。これこそ、2010バージョンアップの独壇場です。レクストDACでしか体験したことのない、音楽世界がそこにあります。

ns1m0623.jpg

「CDソフトを最高のサウンドで楽しみたい」という方なら、迷わずこのDAC-NS1Mをお選びください。DAC-NS1Sの約半額でこの音楽再現が手に入るなら、何の迷いもありません。1台しかありませんので、早い者勝ちです。

気になる外観の傷などは、気になる大きなダメージはありませんのでご安心ください。今までの下取り機の中でも、綺麗なほうだと思います。もちろん新品ではございませんので、若干の小傷などはご容赦ください。

2010バージョンアップ機専用の電源ケーブルが付属し、更に同軸デジタルケーブルZ-DTC01をサービスします。お使いのCDプレーヤーの同軸デジタル出力と接続すれば、夢のようなCDソフト再生が、すぐにも可能となります。

一応、DAC-NS1Mを導入するにあたっての検討事項も書いておきます。それは、48kHzまでしか対応していないことです。96kや192kのデータは再生できません。あくまで、CDソフトの44.1kHz/16bitを最高に再現するDACとお考えください。

もうひとつは、デジタル入力セレクターが無いこと。光と同軸のデジタル入力がありますが、光端子優先です。音質は同軸デジタル接続のほうが優れていますので、CDプレーヤーとはZ-DTC01で接続することになり、光接続は使用しません。

DAC-NS1Sに比べると、機能面では見劣りするかもしれません。しかし、DAC-NS1Mには、その単機能ならではの良さがあります。アナログ音声出力も、アンバランスOUTだけ。その単機能が、サウンドの良さにもつながっているのです。

「DAC-NS1Mでないと」という根強いファンの方がおられます。ヴィンテージの車や時計にも、少々通ずるところのあるDAC-NS1Mの魅力あるサウンド。音楽がガツンと攻めてくるような良さがあります。こうして再整備の機でありながら、新たなチューニングを施しお客様へご紹介できるのは、なんとも言えない喜びがあります。この1台が、愛してくださる方のところへお嫁に行けるよう願っております。


≫DAC-NS1M販売ページ

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初代DAC-NS1Mあります。

初代DAC-NS1Mの下取り機が出ました。前オーナー様が綺麗に使用されていた機です。DAC-NS1Sに買い換えられたのですが、お別れの比較試聴をされた際に「DAC-NS1Mとの別れが辛く切ない」とまでおっしゃっておただきました。そこまで愛してもらえれば、オーディオ機器としても本望でしょう。

価格設定は、お買い得にしておきました。最高のCDサウンドを手に入れる、おそらく最短コースでしょう(笑)。CDソフト再生において、DAC-NS1Mと張り合えるのは間違いなくDAC-NS1Sのみ。どんな高額機をもってしても、こんな音は絶対に手に入らないと思います。

本格的なチューニングと試聴は、明日行う予定です。レポートしますので、お楽しみに。今週金曜の“フライデーイベント・ファイナル”までにご注文が入らなければ、イベントに持参しようかとも考えています。実際にDAC-NS1Mのパフォーマンスを聴いていただくチャンスですので。それまでに売れてしまったらゴメンナサイ。

中古といっても、チューニングを含め全て一からやり直します。電子部品や外装は新品ではありませんが、サウンドは全く新しいDAC-NS1Mに生まれ変わるといっても過言ではありません。こういったDAC-NS1Mは、出逢いです。閃いた方は、ぜひご連絡ください。

≫DAC-NS1M販売ページ

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東京試聴ルーム ファイナルイベント

レクスト東京試聴ルームの、ファイナルイベントを行います。

現在、レクストの東京試聴ルームは、1ヶ月に1〜2回しか使用していません。さすがに、それではもったいない。秋から新しいプロジェクトが始まり忙しくなりますので、急な話ではありますが、7月いっぱいで東京試聴ルームを引っ越すことに決めました。

ファイナルイベントは、2回に分けて行います。

まず、6月25日(金)に、『フライデーイベント・ファイナル』。ゲストにオーディオライターの鈴木裕さんをお迎えし、さまざまな音源を聴いてみます。「PCなどを持ち込む」とおっやってましたので、96k音源なども聴けると思います。鈴木さんからは、ビッグニュースの発表もあることでしょう。詳細は近日発表します。

永く皆様に愛していただいたフリーの試聴会“フライデーイベント”ですので、最後も自由な感じで楽しみたいと思います。

7月3日(土)が、『第5回オーディオ攻略講座 + 東京試聴ルーム・ファイナルイベント』です。いつもの講座イベントと同時に、東京試聴ルームのファイナルを行いたいと思います。どのような企画にするかは検討中ですが、最高のパフォーマンスで締めくくりますので、どうぞご期待ください。

レクスト東京試聴ルームで行う最後のイベントですので、ぜひお集まりください。楽しみにお待ちしております。

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さて、本日の作業は、DAC-NS1Sが3台。一番手前の光沢ブラックは、新規のお客様分。試聴テストでは、酔いしれるようなサウンドを聴かせてくれました。6月に生産した10台も、早くも残り6台。ありがとうございます。

2台目の光沢ブラックは、某マスタリング・スタジオさんのメイン機で、バージョンアップしました。マスター音源で鍛え抜かれたDAC-NS1Sは、さすがに鳴りっぷりが良いです。バージョンアップの仕上がりも完璧ですので、また明日からマスタリング作業に大活躍してくれることでしょう。

一番奥のシャンパンゴールドは、お客様の2010バージョンアップ分。専用電源ケーブルの送り忘れで、少々納期が延びてしまいました。2010バージョンアップからは、専用電源ケーブルとのマッチングまで、試聴テストしてからご返送しています。面倒ですが、そこまでやらなければ自分達が納得できませんから。

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工場から送られてきたときのDACは、ただの“機械”です。それが音楽を奏でる“DAC-NS1S”に変貌する瞬間は、何度味わっても感動的なもの。“機械”が“演奏家”になるとでも例えれば伝わるでしょうか。全くの別物です。“機械”のままで問題ない人も、きっと多いのでしょう。しかし、CDソフトという記憶そのままに“演奏家”が奏でる本物の音楽を知ってしまうと、もう元には戻れません。DAC-NS1Sの最大の特長です。

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DAC-NS1Sが入荷しました。

しばらく品切れしておりましたD/AコンバーターDAC-NS1Sが、やっと入荷してまいりました。お待たせしておりました皆様、本当に申し訳ございません。

今日は、その6月に工場より入荷したばかりの2台を、最新2010バージョンでチューニング施工を行いました。

dacns1s0614.jpg

試聴テストにも無事に一発合格。写真のように、1台ずつ専用電源ケーブルと合わせて試聴テストを行っています。面倒ですが、ケーブルとのマッチングまで完璧に行いたいので、手は抜けません。

もうちょっと聴き続けたかったほど、DAC-NS1S両機ともに心が音楽空間にトリップしてしまいました。これで新品なのですから恐れ入ります。お好きな音楽を鳴らし続けるとエージングが進みますので、もっと表現力が増してくるでしょう。

DAC-NS1Sは、今回入荷分10台のうち、すでに3台はご注文が入っております。6/14 17時現在、すでに残りは7台!最高のCDソフト再現を望むなら、DAC-NS1Sしかないと断言できます。

さて、講座イベントでも告知しましたが、初代DAC-NS1Mの下取り機が1台出ます。軽井沢に届けば、端子を磨いたり、ネジトルクを全て再調整した後、最新2010バージョンアップを行います。もちろん専用電源ケーブルも合わせてバージョンアップ。さらにZ-DTC01をお付けして、特別価格20万円(税・送料込)での販売を予定しております。今週末にはレクストダイレクトに掲載できると思いますが、早いもの勝ちですので興味のあるお客様は、メールにてお問い合わせください。

ご検討よろしくお願いいたします。

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明後日6月12日(土)は、無料オーディオ攻略講座の第4回です。

最新のオーディオベーシック誌2010年夏号vol.55に、執筆しました。4ページの記事で、スピーカーセッティングの解説を行いました。先日のブログ『オーディオ誌の取材と執筆』でお知らせしたのが、このオーディオベーシック誌のことです。

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私の写真は勘弁してほしかったのですが、お恥ずかしながら結構どーんと掲載されてたりします。写真を撮られるとは想定していなかったので、カジュアルな格好で申し訳ございません。写真はともかく(笑)、内容は『リスニングオーディオ攻略本』のレーザー墨出し器を使用した“正確なフラットセッティング”を、もう一度初めての方にでも分かりやすいように練り直して書いてみました。ぜひご一読ください。

さて、明後日6月12日(土)は、無料オーディオ攻略講座の第4回です。
 
時間は今回は1回のみで、14時〜15時30分(開場 13時30分〜です。場所はレクスト東京イベントルーム。座席は予約優先です。
地図はこちら。
http://www.reqst.com/map.html

オーディオベーシック誌で記事にもなりましたので、レーザー墨出し器を使ったスピーカーセッティングは今までの復習も兼ねて実演を行います。また、同誌でも驚きの話題になっておりますルームチューニング専用レゾナンス・チップRTの効果も、実際に体感していただけるよう、イベントの最後にでもデモンストレーションする予定です。

講座の内容は、スピーカーの音質向上が簡単にできる小ネタ特集。特に、“スピーカー端子の締め付けトルク”の実演は面白いと思います。私との対決形式で、皆さんと勝負しながら比較試聴する予定です。スピーカー端子を閉めるだけですので、ぜひ挑戦してみてください。

また、今回のイベントは試聴システムが少し変更になります。アンプが真空管アンプの10万円クラスのA-55Tを使用します。真空管アンプでも、いつもと変わらぬパフォーマンスをご披露しますのでご期待ください。

プレーヤーは150万円クラスのAIRBOW/UX-1 Supreme emotionを使います。前半はUX-1単体で試聴し、後半にDAC-NS1Sを使用します。DAC-NS1Sがシステムに加わることで、普通のCD再生が信じられないような生々しい音楽へと変貌します。大きなグレードアップが得られますので、こちらもお楽しみに。

予約状況は、30席のうち残席あと6席です(6月10日17時現在)。予約座席が無くなると立ち見になりますので、どうぞお早めにお申し込みください。

お会いできるのを楽しみにしております。

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レゾナンス・チップRTの概念

昨日のブログで、レゾナンス・チップRTの「部屋のどこに貼ったらよいのか?」というご質問には、「個別のご提案図で対応します」とご回答しました。では次なるレゾナンス・チップRTの疑問は、「なぜ、そのような高い効果が得られるのか?」ということではないでしょうか。

レクストでは、研究テーマのあまり深い内容は公表しないようにしています。それは“難しい部分はレクストが研究し、お客様には音楽の楽しみのみをご提供する”という方針からです。料理に例えると分かりやすいかもしれません。食材や調理方法にいくらうんちくがあろうと、肝心の料理が美味しくなければ何にもなりません。要は“味で勝負”というところです。

とはいえ、レゾナンス・チップRTというせっかくのルームチューニングの新しい“技術”が、偽者扱いされるのは心外です。ほんの少しだけ情報をご提供してみようと思います。

まずは、部屋の響きを考えてみましょう。「あ〜〜」と部屋で声を出してみてください。屋外で発する声と異なり、その部屋の響きが声にまとわりつくはずです。これこそ、これからルームチューニングで解決していきたい、その部屋ごとの響きの“癖”。現代建築では、何も施さなくて音楽に最適な響きになっている部屋など、まぐれでも存在しません。部屋の響きにある癖が、必ずやオーディオ機器の足を引っ張っているのです。

次に、その「あ〜〜」という声を発しながら、部屋の壁に触ってみてください。手のひらのは、壁に音の振動は微塵も感じないはずです。スピーカーからドッスンドッスンと低音でも鳴らそうものなら、ビリビリという響きが壁に伝わるでしょう。しかし、今回問題としている部屋の癖は、この「あ〜〜」という声にすら反応してしまう響き。人の手という敏感なセンサーですら感じられない、微少な振動を解決したいのです。

従来は、部屋の響きというものに、巨大な質量で対策してきました。壁に鉛を貼ったり、多量の吸音材を使ったりという手法です。「こんな小さな振動ならば、もっと小さなものでコントロールできるのではないか?」という発想から、12年前にレゾナンス・チップによるルームチューニングという概念が誕生したのです。

今までの物量で響きを抑え込む手法とは異なり、レゾナンス・チップによる響きの調整は、また違った結果が得られました。壁の響きを小さなチップで逃がしてやることで、あたかもその壁が響きにくい物性になったかのように音質が変化します。

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レゾナンス・チップRTは、それから12年経って開発された新製品です。その“壁を響きにくくする”というアイデアに少し変化を加えました。

例えば、同じ響く部屋でも、教会と地下駐車場を想像してみてください。どちらが心地よく、音楽に適しているかは誰にだって理解できます。そう、実は私たちは音楽に対する理想の響きというのを、本能的に知っているのです。

壁の響きを制振するのではなく、下図の黄色の部分に最終的に聞こえてくる響きを心地よいものに変化させればよいのではないか。それがレゾナンス・チップRTの概念です。

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レゾナンス・チップの優れているのは、すでに“振動をコントロールする”というところまで研究が進んでいるということ。その証拠に、各レゾナンス・チップ・シリーズを混同して使用しても、和音のように馴染みます。他社貼り付けオーディオアクセサリーをレゾナンス・チップと一緒に使うと、見事に音楽に生気が無くなるのを体験された方も多いはず。振動をコントロールする領域まで研究が進んでいるからこそ、達成できている性能です。

壁の素材に関わらず、部屋を大きなスピーカー箱の内部と想定し、最終的にその中心に集まる響きを音楽的に人が心地よいと感じる空間へと振動コントロールする。説明すると、とっても難しいですね(笑)。ですので、このうんちく部分はレクストにお任せいただきましょう。お客様は極上の料理を味わうだけと同じく、音楽の美しい調べに酔いしれていただければそれで良いのです。

少しレゾナンス・チップRTの謎解きができましたでしょうか?皆様のお部屋には、必ず問題となる部屋の響きが存在します。それをレゾナンス・チップRTでコントロールしてあげれば、理想的な音楽空間が出現するのです。大掛かりな音響調整を行わなくとも、小さなレゾナンス・チップRTを10個貼るだけです。貼る位置は、レクストにご相談ください。

ただし、頑張るのは、やはり皆様。メジャーを持って、部屋を測ったり、電卓で寸法を計算したりと、ルームチューニングにはちょっぴりの努力が必要です。ぜひ挑戦してみてください。


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レゾナンス・チップRTのご提案図

新製品のルームチューニング専用レゾナンス・チップRTで、一番多いご質問は「部屋のどこに貼ったらよいのか?」というものです。

どうぞご安心ください。レゾナンス・チップRTは、世にも珍しい“貼り付け位置のご提案”が無償で付いているオーディオアクセサリーなのです(笑)。つまり、レゾナンス・チップRTを購入するだけで、最高峰のルームチューニングが約束されたも同じ。従来の音響設計ような、高額な設計費や技術者の出張費は必要ありません。

ここ数日だけでも、下記のようなレゾナンス・チップRTのご提案を行いました。こうして間取り図のマンガや図面をお送りいただければ、レゾナンス・チップRTの貼り付け推奨位置に赤丸印を書き込んでご返信します。

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ご注意いただきたいのは、図面でのご提案は、必ずレゾナンス・チップRTをご購入いただいてから行うということです。ご購入前にもご相談は承りますが、具体的な図面でのご提案はレゾナンス・チップRTご購入者限定とさせてください。

オーディオ界ではまだまだ一般的ではありませんが、プロの音楽制作現場ではルームチューニングを有償で依頼するという状況が存在します。私も、何件ものプライベートスタジオを手掛けました。有名なところでは、昨年のレコード大賞の部門賞を取られたプロデューサーさんのスタジオは、私がルームチューニングを行っています。

そうした有償でのルームチューニングは、現場へ出向くわけですから完璧な完成度です。というより、成功しなければ報酬はもらえませんし、次からお仕事がありません(笑)。ルームチューニングの成果は、機器を買い換えることよりも大きな音質向上をもたらします。とはいえ、オーディオ愛好家の皆様のところへ出向いていくことは難しいでしょう。

そこで考え出したのがレゾナンス・チップRT。こちらであらかじめ貼り付けのルールを決めておいて、響きのコントロールを行うことに成功した製品です。現場へ出向かなくとも、図面や現場写真を見せていただければ、今まで有償で行っていたルームチューニングと同等、いやそれ以上かもしれないグレードアップを得られることができるようになりました。

オーディオで一番テクニックの差が出るのが、ルームチューニングです。皆様のお宅では、ほぼ間違いなくオーディオ機器はその性能を発揮できていません。潜在能力を引き出すためには、ルームチューニングの大切さを学ぶ必要があります。

レゾナンス・チップRTでルームチューニングを行えば、今まで違和感となっていた左右の響きの違い、センター音像の薄さや定位の悪さ、音量を上げなければ迫力が出ない、低音がズドンとこない、といった不満が一気に解消することでしょう。

お客様より「何か狐にばかされているような久々の感動です。」とのご感想を頂戴しました。私たち開発チームにとっては、レゾナンス・チップの研究を12年も続けているわけです。その中での究極のルームチューニング性能の探求なわけですが、初めてこの技術に接する方にとっては「こんな小さなもので!」という驚きのほうが強いのでしょう。

そういえば、まだまだレゾナンス・チップRTを、“おまじない、オカルト、プラシーボ”的に思われている方が多いようです(笑)。そんな話題は10年以上前に消えたと思っていたのですが、また新しいお客様が増えているということなのかもしれません。レゾナンス・チップRTは、新しいルームチューニングの“技術”です。まぁ、こんな小さなもので部屋の響きが一変するということは、慣れた私にとっても未だに驚きと感動があるのも事実ですから、信じていただけないのも仕方ないことなのでしょう。

レゾナンス・チップRTのご提案図は、できるだけ早くご返送するようにしておりますが、数日はお待ちいただくこともあります。図面が届くまでは、音楽だけでなく、話し声まで変化がありますので、ご自身で声を出してみたり会話してみたりして、現況確認をしておいてください。レゾナンス・チップRT施工後は、普通のリビングが音楽ルームに変貌したように、話し声まで美しくなります。その効果を、どうぞお楽しみください。

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DAC-NS1S近日入荷

品切れでご迷惑をおかけしておりましたD/AコンバーターDAC-NS1Sが、近日入荷してまいります。お待たせしました!

巷には、安価なD/Aコンバーターが溢れてきました。USB端子を装備した、高機能なものもあります。DAC-NS1Sは、そういった新機能には全く興味がなく、音質を最優先で作り続けることを決めました。チューニングは毎年のように進化し、生産のコストと時間はかさむばかりです。それでも“音質最優先”という基準には一切の揺らぎはありません。

ひとつは、現存する音楽資産であるCDソフトを、他の追従を許さぬ最高のサウンドで味わうこと。ひとつは、96kHzや192kHzといった大きなデータを、音楽制作現場や将来の配信時代を見据えて、究極の音楽で再現すること。これがDAC-NS1Sの最大の特長です。

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オーディオの魅力としては、もちろん高音や低音がどれだけ出るかや、解像度が高く余韻が美しいといったことがあると思うのですが、それだけではないということを多くの音楽愛好家の皆様に知っていただきたいです。DAC-NS1Sのみが到達できたのが、“音楽の生命力感”の再現。

先日の素晴らしかったライブ「心鑑飛音〜FLOW」。この劇的なライブ生演奏と比較しても、自宅のオーディオシステムで「同じ音が聴ける」と、お客様よりのご感想がありました。これこそが、レクストD/Aコンバーターの唯一無二の魅力です。

それにしても、DAC-NS1S。今日も素晴らしい音楽を聴かせてくれています。このところ、次の開発は完全にストップしています。何の不満もなく、音楽を完璧に鳴らしてくれるからです。何せ、超絶ライブの感動そのままが得られるわけですから、これに何の文句がつけられましょうか(笑)。

お客様は満足していただいて結構なのですが、私たち開発スタッフは、立ち止まることはできません。2011年にはきっとまた、次のバージョンアップを迎えられるよう進化し続けなければいけないのです。永く愛し続けていただけるオーディオ機器であるためにも、DAC-NS1Sは最高峰であり続けます。

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ライブ「心鑑飛音 〜FLOW〜」音響レポート

5月29日(土)に開催された“井上鑑・金子飛鳥・江口心一トリオ アコースティック・ライブ
「心鑑飛音 〜FLOW〜」”。本当に素晴らしかったです!オーディオ的な視点でレポートしてみたいと思います。

ピアノは、井上鑑さん。生ピアノとヤマハCP5で、貫禄のパフォーマンス。
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ヴァイオリンは、金子飛鳥さん。エモーショナルな音色は、やはり唯一無二。
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チェロは、江口心一さん。難曲『1613』のチェロは圧巻でした。
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3人の配置は、こんな感じ。
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客席へ向けパフォーマンスするスピーカーは、REQST PRO/DW-S1。本棚には、REQST/SH-SP7も見えます。
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それでは、会場の音響について解説していきます。

本屋&カフェでライブを行うにあたって、やはり心配されたのは会場の響きです。飛鳥さんより事前に、「弦楽器にとっては、自然な響きの少ない所で弾くこと自体が、苦しいことでもある」との意見が寄せられました。ヴァイオリンやチェロは、部屋の響きと一体となって、初めて楽器として機能するのです。

その対策として、エンジニア赤川新一さんより「小口径フルレンジをPAに使い、生楽器のダイレクト音とブレンドさせる」という提案がありました。そこで、会場に持ち込まれたのが、メイン・スピーカーとしてDW-S1、リバーブ専用スピーカーとしてSH-SP7です。

まず、会場の音響を整えます。新製品のルームチューニング専用“レゾナンス・チップRT”の出番です。レゾナンス・チップRTは10畳くらいの部屋を想定している製品ですが、広い会場ならば数を増やせば対応できます。今回は、長手方向の壁に各1個ずつ増やし、壁面だけにレゾナンス・チップRTを合計10個使用しました。これだけで会場の響きが一変。リハが始まる前に「あーあー」と声を出しながらルームチューニングを確認する私の姿は滑稽でしたが、見事な仕上がりに大満足でした。これならば、音楽専門の会場を超える環境といっても過言ではありません。

そうそう、ルームチューニングの前に、簡単な電源ブレーカーのチューニングを行っておきました。これは成功率100%ですから、事前に施工しておいても間違いありません。メインの電源ブレーカーのスイッチ部にレゾナンス・チップ・ブロウを1個、そのブレーカー本体にレゾナンス・チップMoonを1個です。

レゾナンス・チップRTで音響の完璧な下地が完成しました。施工前は一般的なカフェの響きでしたが、レゾナンス・チップRT施工後は響きに美しさと気品の良さのようなものを感じます。ここに、SH-SP7を使って、Protoolsのプラグインのサラウンド対応サンプリングリバーブで響かせようという作戦です。

飛鳥さんと鑑さんの間くらいで、本棚の最上段にSH-SP7をセッティング。
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ステージ後方の階段に、リア側のSH-SP7を。
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もうひとつのリア側は、キッチン棚の上に。
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この音響は、大成功でした。メインスピーカーのDW-S1からはダイレクト音のみを鳴らします。これは、生楽器自身の音量を増強するという目的です。50名様ほどのお客様ですので、さすがにバイオリンとチェロは生音だけでは不安がありました。DW-S1は、何の違和感もなく、生楽器の音色をそのまま会場に届けてくれた印象です。もちろん、スピーカー間隔を広くとったDW-S1は、レーザー墨出し器を使用してミリ単位の誤差もないよう、フラットにセッティングしてあります。

そこにSH-SP7による残響音が、サラウンドのように響きます。「エコーが人工的になるのではないか?」と実は心配していたのですが、これが素晴らしかったです。まるで、最高の響きをもつ教会でヴァイオリンとチェロを聴いているような心地よさ。レゾナンス・チップRTでルームチューニングの基礎を作っておいてから、SH-SP7という世界最高峰に美しい響きを再現できるスピーカーから流れる自然な残響。生楽器のダイレクト音と、サラウンドのリバーブ音とのブレンドは、エンジニア赤川さんのテクニックで完璧なバランスでした。このエンジニア技術こそが、今回の成功における最大のポイントです。

誰もが、この空間が東京の地下にある本屋&カフェであるということを忘れ、音楽に没頭できた一夜だったと思います。そう、誰も気がつかなかったことこそ、今回の画期的な音響プランの成功を意味します。

今回のライブに参加されたお客様ならば、レクストが何を再現しようとしているか、きっとお気づきになられたのではないでしょうか。それは高音が伸びているとか、低音の迫力が凄いとか、そういったものではありません。言葉にするならば、やはり“音楽の生命力”。ライブに登場したレクストスピーカーは、音源がオーディオ機器でなく、ピアノ、ヴァイオリン、チェロの生演奏でも、楽々と音楽の生命力を再現し放出していました。

皆様のお宅にあるレクスト・スピーカーも、それだけの潜在能力が秘められているということです。そして、生演奏と同じ音楽エネルギーを放出できるのが、D/AコンバーターDAC-NS1S。ライブの音響システムに参加させていただいたことで、レクストの探求してきた道程に、全くのブレがないことを再確認でき嬉しかったです。

何より、素晴らしい演奏をプレゼントしてくださった演奏家の皆様、本当にありがとうございます。素晴らしい空間をご提供いただいたRainy Day Bookstore & Cafeさん、ライブ関係者の皆様、そして参加いただいたお客様、一生忘れることのできない大切な音楽体験となりました。ありがとうございます。

収録したライブ音源が、またレクストのオーディオシステムで、あの夜の感動を再現してくれる日は、そう遠くないかもしれません。それもまた、オーディオを愛する者にとって最高の楽しみですね。

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