江東区新木場で試聴会

なかなかブログを更新できず、申し訳ございません。スピーカーSH-SP7のアッセンブル作業に集中しておりました。

SH-SP7の初回ロット納品作業は順調で、あとは無理を言って納期を長めにいただいたお客様の数セットを残すのみ。組み立て時間が足りないというよりは、1日3セットくらいが集中力の限界です。電動工具は一切使わず、無垢材と真摯に向き合って作業しております。時間とエネルギーが必要で、やりすぎとは思うのですが、頑張りどころです。音への妥協はしたくありませんから(笑)。

お送りしたSH-SP7は、どれも素晴らしいものでした。無垢材の表情は1セットずつ異なり、作業していてもうっとりしてしまいます。サウンドは、出荷時は若々しさに溢れているものの、類まれなる音楽表現の片鱗を感じさせてくれました。音楽を鳴らしこめば、まさに無垢材の楽器のように、どんどん感動を吸収して成長してくれることでしょう。1セットずつ試聴チェックしてから発送していますので、全数を聴いた私が責任をもって太鼓判を押させていただきます。

さて、明後日7月2日(木)は、いつもと少々スタイルの異なるSH-SP7のイベントを開催します。“クラシカルバーチ”の開発元である五感さんの、江東区新木場フローリング・ショールームでの試聴会です。

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REQST SH-SP7 試聴会 in 新木場
日時:7月2日(木)10時〜
場所:無垢フローリング専門ショールーム“ゆらぎ”
※当日は、プレス関係者の方もご来場いただきます。あしからずご了承ください。

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フローリング・ショールームでの試聴会ですので、レクスト試聴ルームのフルシステムを持参するのは、少々おとなげないかと(笑)。高い機材を使っているから音が良いのではなく、身近なシステム構成での素晴らしいサウンドを体感いただきたいと考えました。

そこで用意したのは、アンプKENWOOD/KA-S10。SH-SP7に特化したチューニングキットと合わせて、22,500円(税・送料込)で販売する予定のアンプです。ケーブル類は、すべて付属のものを使用。音源に手持ちのiPodやCDプレーヤーを流用すれば、SH-SP7とアンプを合わせても約16万円で強力なシステムが完成します。

今日は、そのリハーサル。ポータブルCDプレーヤーと、iPodで聴きました。アンプKA-S10のチューニング成果は上々。とても約2万円のアンプとは思えぬ仕上がりです。SH-SP7専用のチューニングを施しました。外部チューニングのみですから、ご自身で簡単にチューンアップが行えます。このサウンドは、一般的な15万円〜20万円クラスのオーディオから得られるものとは大きく異なり、スピーカーに予算を集中させた良さが光ります。音楽表現で重要な抑揚が美しく、アーティストの感情表現が心に響きます。

平日のイベントですが、よろしければぜひご参加ください。無垢フローリングも、いっぱい見れます(笑)。多くのフローリング材の中から“クラシカルバーチ”が何故選ばれたのか。それは、SH-SP7のサウンドを聴いていただければご納得いただけることでしょう。

私も、解説にお伺いする予定です。楽しみにお待ちしております。ありがとうございます。

6/26はフライデーイベント

明日6月26日(金)は、フライデーイベントです。
 
時間は18:00〜20:00、場所はレクスト・イベントルーム。
地図はこちら。
http://www.reqst.com/map.html

SH-SP7の魅力は、なんといってもオール無垢エンクロージャー。フロント、背面、底面は、15mm厚の最高級ブラック・ウォールナットの1枚板です。

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一般的には、無垢スピーカーと謳っていても、ウーファー取り付け穴で端材が多くでるフロントバッフルは、MDF材で作成しているものがほとんどです。スピーカーに詳しくない人でも、「スピーカーの取り付けてある面って、一番大事なのでは?」と考えるにもかかわらず・・・。背面も“見えないから”という理由で、コストダウンの対象になります。スピーカーユニットから出る音楽エネルギーを、一番に受け止めなければいけない重要なパーツにもかかわらずです。

楽器のボディーにMDFが使用されることはありません。このところ数千円という超安価なギターやベースが販売されていますので、もしや・・・と思い調べてみましたが、MDFではありませんでした。

楽器とスピーカーは違うからと私も思っていたのですが、一度オール無垢スピーカーを聴いてしまうと、もう戻れません。しかも、ブラック・ウォールナットとバーチという、音楽と非常に相性の良い天然木。ただ単に、無垢スピーカーという経験が無かっただけなのでした。

明日も、オール無垢スピーカーSH-SP7の魅力を、たっぷりとご堪能ください。

予約不要・入場無料ですので、お気軽にご参加ください。楽しみにお待ちしております。ありがとうございます。

6/19はフライデーイベント

明日6月19日(金)は、フライデーイベントです。
 
時間は18:00〜20:00、場所はレクスト・イベントルーム。
地図はこちら。
http://www.reqst.com/map.html

6/15発売の季刊アナログ誌vol.24に、スピーカー“SH-SP7”のレビューが掲載されました。そこで、フライデーイベントも連動し、明日はアナログ・レコードのサウンドを、SH-SP7で楽しんでいただく試聴会にしたいと思います。

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リハーサルとして、久しぶりにレコード・プレーヤーをセッティングしてみました。いやはや、SH-SP7で聴くレコードは、これまた格別。柔らかく温かい両者のサウンドが、溶け込むようにマッチングしています。ストリングスの再現が、特に優れているSH-SP7です。そこにアナログ録音時代のとろけるようなバイオリンですから、無垢エンクロージャーの底知れぬ魅力に圧倒されました。MDFや合板の一般スピーカーには、戻れなくなりそうです。

ご希望があれば、DAC-NS1SによるCD再生と、レコード再生との比較試聴を行います。レコードも素晴らしいですが、DAC-NS1Sで聴くCDは、もはや優劣の関係はありません。どちらも感動をもって楽しめます。

また、レコード・プレーヤーへのサイドインシュレーター“レゾナンス・ピット”も、効果絶大です。不要微小振動を横から逃がすことで、下に敷くインシュレーター以上に、理想の設置状況を再現します。レゾナンス・ピットの効果を、ぜひご体感ください。

お荷物でなければ、レコード愛聴盤をお持ちください。大切に扱い、再生させていただきます。

予約不要・入場無料ですので、お気軽にご参加ください。楽しみにお待ちしております。ありがとうございます。

SP7エンクロージャー入荷

SH-SP7のエンクロージャーが本日入荷しました。初回ロット20セットの全数です。なかなかの壮観。

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どのエンクロージャーもハズレ無し、というより想像以上の仕上がりで、大満足です。ご予約いただいているお客様には、大いに喜んでいただけると思います。

クラシカルバーチのビンテージ加工により、各々が個性的な仕上がり。ブラックウォールナットは、一枚板ですので凄いインパクトがあります。ユニットを取り付けてしまうのが、もったいないくらいの重厚感です。こんな高級材をバッフルに使用したスピーカーが、今までにあったでしょうか。

入荷した全数が既に予約済み、しかも6日間というスピード完売だったのには、こうして無垢エンクロージャーがズラッと並ぶと、今更ながら驚かされます。できるだけ早くお届けできるよう、アッセンブル作業に集中しますので、もう少々お待ちください。


さて、今日ご試聴に来られたお客様は、DW-S1ユーザーの方です。DAC-NS1Sのバージョンアップの確認&お申し込みの試聴でした。せっかくですので、SH-SP7をお聴かせしたところ、「凄い!凄い!」を連発。「なんですか、このピアノの音は(笑)。」と驚かれていました。試聴されたソフトは、『ReBORN/尾崎亜美』。ピアノとストリングスの「オリビアを聴きながら」は、私も鳥肌が出るほど感激しました。

6/12イベントレポート

本日6/15発売の季刊アナログ誌vol.24に、スピーカー“SH-SP7”のレビューが掲載されました。レポートは、石原俊さん。「これは筆者がプライベート用にも欲しいモデルのひとつである。」との高い評価を頂戴しました。ありがとうございます。

アナログ誌掲載記念ということで、今週6/19のフライデーイベントは、SH-SP7でアナログレコードを楽しんでみたいと思っています。どうぞご期待ください。

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さて、6/12のフライデーイベントのレポートです。いよいよ初回ロット出荷間近ということで、最終の仕上がり具合をご試聴いただきました。組み立て治具により精度が向上した成果は好評で、ご予約いただいているお客様も大満足。この仕様で、完成したものから出荷を開始しますので、もう少々お待ちください。

恒例となりましたが、SH-SP7で好評だったソフトを使って、イベントを振り返りたいと思います。

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1. 『スリラー/マイケル・ジャクソン』

世界最高に売れたCDは、やはり素晴らしかった!実は、SH-SP7内覧会#1で、初披露に選んだのは、スリラー1曲目『スタート・サムシング』。SH-SP7が、ただの癒しスピーカーではなく、羊の皮を被った狼であることを証明すべく、“狼”からのデビューとなったのでした(笑)。

この強烈なグルーヴ、ハイスピードな低音、コーラスの分厚さ、なによりマイケルの切れ味の鋭さが堪能できるのは、REQSTスピーカーの真骨頂と言えるのではないでしょうか。


2. 『マブイウタ/宮良牧子』

お客様のリクエストで、6曲目の『少女』を。エンジニア赤川新一さんのスペシャル・イベントで、この曲の96kHzマスター音源をDAC-NS1Sで再生しました。その時から、96kHzマスター病にかかった人が多いらしく、「家では、この曲を聴けなくなった・・・」と嘆かれる方が多数。しかしどうでしょう、普通のCDソフトとDAC-NS1SとSH-SP7が再現する、この『少女』は。誰からも“96kHzマスター”の話題が出ることはなく、聴き惚れてしまいました。

センターにガッチリと定位するエモーショナルなボーカル、生々しいアコースティックギターの響き、そして“泣き”の金子飛鳥さんのエレキ・バイオリン。絶品です。


3. 『とこしへ/さだまさし』

このアルバムのラスト『記憶』を、スピーカーの完成チェック時に、よく試聴します。歌とピアノ、そしてストリングスが立体的に描き出すストーリーが、“見えるように聴こえるか”がチェックポイント。そして、もちろん“感動できるかどうか”。

この曲ではありませんが、さだまさしさんの音源は、ミックスダウンやマスタリング時に、勉強のため同席試聴させていただいたことがあります。マスター音源を、スタジオの高価な大型スピーカーで聴くのは、それはそれは貴重な体験で、オーディオ好きにとって夢の世界であります。

それと比べても、先週フライデーイベントで聴いた『記憶』は素晴らしかったです。聴き慣れたこの曲で、また鳥肌が出るほど感激できるとは、私自身思ってもいませんでした。参加されたお客様も、息を呑んで聴き惚れておられました。CDが止まったときの、「はぁぁ〜」という、なんともいえない感動のため息が。


『マブイウタ/宮良牧子』と『とこしへ/さだまさし』は、世界に誇れる名録音盤だと感じました。イベントで、私の聴いている席は、スピーカーの斜め横。この場所で聴いていると、世界的な名エンジニアさんの創り出す音楽世界は見事に立体的で、音楽が見えるように聴こえます。こんな斜め横の、良くない条件にもかかわらずです。斜め横でも素晴らしいソフトは、お客様の興奮度も桁違いに高いことから、なかなか面白い試聴評価だと感じています。

残念なことに、日本盤の多くは、斜め横では音楽世界が広がらないものが多いものです。しかし、『マブイウタ』と『とこしへ』は、それぞれに世界観は異なりますが、広く立体的に広がっていく音世界の実現に成功しています。もはや、世界レベルであると断言できるでしょう。制作スタッフの皆様の素晴らしいお仕事に、喝采の拍手をお送りしたいと思います。

またご参加ください。ありがとうございます。

6/12はフライデーイベント

明日6月12日(金)は、フライデーイベントです。
 
時間は18:00〜20:00、場所はレクスト・イベントルーム。
地図はこちら。
http://www.reqst.com/map.html

初回ロットSH-SP7のサウンドが良かったのを、単なる“当り”で終わらせてはいけません。偶然の高音質は、所詮まぐれでしかないのです。研究してみました。

やはり、組み立て治具により精度が上がったのが原因です。特に、低音再生の要であるエアスリット。ここはウォールナットと桧で構成されているのですが、新しく作った治具により、0.5mm以下の誤差も出ないほどの精度でセッティングできるようになりました。

聞き比べないと分からないほどの違いかもしれませんが、低域のフォーカスがバッチリ合ったサウンドは、本当に快感。低音マニアの私としては、歓喜に酔いしれたくなるグレードアップです。

SH-SP7の1号機も、同様の手法によって再調整してあります。偶然の高音質ではなく、確実に技術として確立しました。明日は、更に進化した(・・・してしまった?)、完全版のSH-SP7サウンドをご堪能ください。

予約不要・入場無料ですので、お気軽にご参加ください。楽しみにお待ちしております。ありがとうございます。

※明日のイベントは、私のスケジュールの都合で、定刻通り20時で終了させていただきます。申し訳ございませんが、2次会延長はありません。イベント後半から参加される予定のお客様は、どうぞご注意ください。


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SH-SP7初回ロットの産声

いや〜、困りました(笑)。音、良すぎます、このスピーカー・・・。

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SH-SP7初回ロットのエンクロージャーが到着しましたので、本日よりアッセンブルを開始。組み立て精度と生産スピードアップを両立させるため、この日のために様々な組み立て用治具を用意していましたので、腕試しとして1ペアを完成させました。

産声をあげた、SH-SP7初回ロット。鳴らし始めから、快調快調。開発中は調整しながらの組み立てでしたので、完璧なレシピが完成した今では、最初から凄い音が出ます。分かっていながらも感激しました。

エージング前にも関わらず、低音がバリバリ鳴ってくれます。今まで聴いていたSH-SP7の1号機ももちろん低域が素晴らしかったのですが、更に低音の“底”が見えるような感触が初回ロットにあります。

低音の試聴ソフト『S.M.V』を鳴らしてみたところ、これは凄い。こんな小さなスピーカーから、深くてパンチがある低音が出せるようになるとは、数年前には想像もできませんでした。組み立て治具による精度アップが、上手く作用しているようです。これからエージングが進めば、更に音楽の表現力が増すことでしょう。楽しみ、楽しみ。

初回ロットをご予約いただいている皆様、このグレードでのSH-SP7のお届けが可能です。フロントの最高級ブラックウォールナットも、期待を裏切らぬ美しすぎる仕上がり。クラシカルバーチの表情は、それぞれに個性があり、同じイメージのものは2つとありません。とはいえ、ペアのマッチングは木工職人さんがバッチリ選別してくれていますので、「これとこれがペアですね。」と混ざっていてもすぐに分かったほどでした。どうぞご期待ください。

第2回ロットにも、最高級ブラックウォールナットを用意してもらいました。この深みのある佇まいは、ツキ板や塗装では決して表現できないものです。

それにしても、SH-SP7の価格設定は安すぎました(笑)。最高級天然木無垢材にしても、組み立てにくいエンクロージャーの複雑な構造にしても、木工職人さんにかなり無理をしてもらっています。また、想像していた以上に、レクストで行うアッセンブル作業は難しく、ポンポン完成できるものでありませんでした。しかし、最高のスピーカーをお届けしたいという情熱と、皆様からの高い評価が背中を押してくれます。

SH-SP7が実現した音楽世界は、数百万円を超えるスピーカーから探しても、なかなか巡り合うことはできないでしょう。素晴らしいスピーカーが完成しました。

6/5イベントレポート

6/5のフライデーイベントのレポートです。

お客様の持参されたショパン/ピアノ協奏曲が、新スピーカーSH-SP7で素晴らしく鳴っていました。小さなスピーカーから、雄大なオーケストラを楽しめる快感。ピアノの“木の響き”を感じさせる美しさが印象的です。その他、良かったソフトをご紹介します。

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1. 『ティアーズ・オブ・ストーン/ザ・チーフタンズ』

アイルランド音楽と、SH-SP7の特長のひとつである“癒しスピーカー”としての一面が、素晴らしくマッチングしています。どの曲も柔らかく、優しく語りかけてくれました。1曲目のセリフは、語り手の表情まで読み取れるよう。


2. 『テイキング・ア・チャンス・オン・ラヴ/ジェーン・モンハイト』

SH-SP7は、女性ボーカルとウッドベースとサックスの再現が、特に評判が高いです。では、一度に楽しむ曲はないものかということで、9曲目をチョイスしました。女性ボーカルを色っぽく鳴らす、最高峰のスピーカーだと思います。


3. 『バッハ:ヴァイオリン協奏曲集/ヒラリー・ハーン』

リクエストがあり、今回も鳴らしました。清らかで正確なバイオリンが、硬くクールになってしまうと、オーディオの再現として失敗と言えるソフトです。艶やかな弦の音色が、懐の深い音像と溶け合う空間は、思わずため息が出そうでした。SH-SP7で好評な1枚です。


4. 『K/川村カオリ』

先週は、マスタリングエンジニアの小泉由香さんが、レクストに来られました。その時に教えてもらったのが、小泉さんマスタリングの『K』です。久しぶりに出合った、日本POPSの快作。お薦めです。


5. 『ライヴ・イン・パリ/ダイアナ・クラール』

私がSH-SP7の自宅導入を決めたのが、このCDの映像版DVD。8曲目を聴きました。ライブ映像がなくとも、疾走するサウンドを聴くと、逆に音だけのオーディオの魅力を再認識させてくれます。妖艶なボーカルとピアノはもちろん、後半のドラムソロも圧巻です。



6. 『マイ・ファニー・ヴァレンタイン/マイルス・デイビス』

SH-SP7はライブ盤の再現があまりに良いので、もう1枚有名盤からチョイスしました。15分ある1曲目を、手に汗握って試聴。帝王のプレッシャーがライブの緊張感を高め、だからこそ生まれる珠玉の名演奏。タイムマシンSH-SP7に乗って、1964年の窓が開かれたような感動がありました。

またご参加ください。ありがとうございます。

6/5はフライデーイベント

明日6月5日(金)は、フライデーイベントです。
 
時間は18:00〜20:00、場所はレクスト・イベントルーム。
地図はこちら。
http://www.reqst.com/map.html

今日は本格的な試聴作業がありましたので、久しぶりにフラッグシップ機“DW-S1”にスピーカーを変更しました。さすが、王者の風格。全部の音が見える快感は、唯一無二の存在感を放ちます。いやはや、価格がSH-SP7の4倍くらいするだけはあります。

その後、明日のイベントに備えて、SH-SP7に戻しました。普通なら、スピーカーの価格差を考えると相当ガッカリするところなのでしょうが、SH-SP7にはまた違った魅力があり、楽しませてくれます。DW-S1やDSW-T1 Signatureのユーザー様からSH-SP7にたくさんご注文いただけたのは、この音を聴けば大いに納得です。

SH-SP7には、店頭効果が高く感じるような、無駄な派手さはありません。しかし、そんなものが実際の音楽リスニングで必要なのでしょうか。1曲聴き終わるころには、SH-SP7の魅力にグイグイ引き込まれる自分が居ました。

こんなときは、学生時代に聴いた懐かしいCDに、ついつい手が伸びてしまいます。ウォークマンのカセットから流れる、あの日と同じ・・・いやそれ以上に熱いサウンド。通学電車の窓に流れるていた景色が、鮮明に蘇ってきました。ノスタルジックではなく、今より感受性の高かったあの日を超える感動で、音楽と出会いなおせる快感。学生のころには気付かなかった、音の宝石が散らばっています。SH-SP7の無垢材がそうさせるのか、本当に不思議なスピーカーです。

予約不要・入場無料ですので、お気軽にご参加ください。楽しみにお待ちしております。ありがとうございます。

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SP7で小音量

写真は、現在のレクスト試聴ルームの様子です。スピーカーが小さくなったのと、スタンドが90cmから60cmに変わったのとで、随分とコンパクトになった印象です。ラックや機材が大きく感じます。

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SH-SP7は、実際に設置してみると、写真で想像するよりも、かなり小さな印象です。一昔前で言うところの、ミニコンポサイズくらいでしょうか。音は見かけと大きなギャップがあり、小型スピーカーにありがちな小さくまとまっているタイプではなく、音が部屋いっぱいに広がっていくのが特長です。

SH-SP7に慣れてきたので、音質チェックなどの仕事にこのまま行えそうな気分です。今は、DAC-NS1Sの最終音質確認には、DW-S1に戻して仕事しています。しかし、SH-SP7ならば、何の問題もなく合否の判断ができそうで、恐くなるくらいです。

仕事として、こんな小さなスピーカー、しかも10万円台前半というリーズナブルなスピーカーを使用しても良いものか、考え込んでしまうこともあります(笑)。いいんです!全く問題ないと思います。実際、SH-SP7の品位の高い音楽再現能力は、高級大型スピーカーを凌ぐものをたくさん持っています。

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今日は、SH-SP7の小音量時でのサウンドに注目して試聴してみました。皆様がご自宅で聴かれるであろう音量か、それより小さいくらいのパフォーマンスチェックです。

一般的に、スピーカー箱の内部には、吸音材を入れます。SH-SP7は、吸音材をほとんど使いませんでした。その分、箱の内部構造を複雑化したり、響きをコントロールしながら設計してあります。その結果、小さな音に非常に敏感なスピーカーとなりました。音楽の余韻が「ここまで聴こえるか」と驚くほど美しく伸びていきます。箱の響きが音楽を濁すのではないかという心配は、無垢材の良質な柔らかい反射を上手く利用して解決しています。

小さな音がよく聞こえるスピーカーということは、小音量で音楽を楽しむ場合に非常に有効です。瞬間最大音を10とすると、一般的スピーカーの可変範囲は4〜10、SH-SP7は1〜10と感じるくらい印象に差があります。歌や楽器で音に表情をつけ感情を表現する場合、この音の抑揚を駆使します。ということは、SH-SP7は音楽をエモーショナルに再現するのに、非常に長けているスピーカーと言えます。小音量時でのダイナミクスでは、私が今まで聴いてきたスピーカーの中でも、間違いなくSH-SP7が最高です。

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いよいよ、オール無垢材エンクロージャーが入荷します。木工職人さんによると、初回20セットを一度に持ってきてくださるとのこと。届けばすぐに組み立て作業ができるよう、今は段取りで大忙し。ご予約いただお客様、お待たせして申し訳ございません。組み立て後、音質テストに合格したものから出荷させていただきます。全数が仕上がるには、1〜2週間程度必要だと思います。もう少々お待ちください。最高のスピーカーをお届けします。

SH-SP7とスノウ

新スピーカーSH-SP7の使いこなしが進んでおります。先週のイベントで好評だった新セッティングの中で、皆様のご自宅でも参考になりそうなポイントがありますので、ご紹介します。

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使うのは、レゾナンス・チップ・スノウです。写真の赤い矢印がスノウ。スピーカーの真後ろの壁に、左右各1個ずつ貼ります。

今までは90cmのスピーカースタンドを使ってデモしていましたので、床から55cmあたりのところにスノウを貼っていました。SH-SP7をセッティングするに伴い、スピーカーの間隔を少し狭めて、60cmのスタンドに変更。この場合は、SH-SP7の真後ろにスノウを更に追加したほうが、結果が良かったのです。スノウを貼った高さは、床から約30cm。

その結果、SH-SP7を聴くときには、スピーカー背面の壁には、4個のスノウが貼ってあることになります。スノウの効果は絶大で、SH-SP7の音場が部屋いっぱいに広がっていくようです。スピーカーが部屋に溶け込んでいく感じが、この小さなスノウから得られるのですから、10年レゾナンス・チップを試していますが、今更ながら驚かされます。

この床から60cmのスノウは、90cmのスタンドでDW-S1をデモするときには良くありません。低音が上ずって、音楽が不安定に聴こえます。レクスト試聴ルームは地下なので、このあたりは本当に難しいところです。面倒ですが、90cmスタンドでREQST PROスピーカーをデモするときは、毎回60cm高のスノウは撤去することにしました。

ご自宅でスノウを試される場合は、スタンド高さの約半分をイメージして、SH-SP7の真後ろに貼ってみてはいかがでしょう。良いスピーカーを手に入れるのは、良い音楽と触れ合う一番の近道。あとは、それを使いこなしていくのがオーディオの醍醐味ではないでしょうか。初めて本格的スピーカーを導入される方でも、SH-SP7がバッチリ鳴るまでフォローさせていただきますので、どうぞご安心ください。

5/29イベントレポート

5/29のフライデーイベントのレポートです。

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新スピーカーSH-SP7を、たっぷり聴いていただきました。ハイエンドショウで鳴らしたソフトや、内覧会#2で硬めに鳴ってしまった『バッハ:ヴァイオリン協奏曲集/ヒラリー・ハーン』を再演。

「このバイオリンの音は反則(笑)」とお客様から絶賛いただけたほど、『バッハ:ヴァイオリン協奏曲集』が見事に鳴ってくれました。確かに、この柔らかくゆったりした深い響きは、REQST PROスピーカーはもちろん、他のスピーカーでは聴いたことのないタイプのサウンドです。SH-SP7独自の世界観と言いましょうか、新たな音楽世界が見えてきた気持ちになります。

『S.M.V』では、8曲目を披露。このベースの再現は、DDリニアの独壇場。長くエレキ・ベースマニアをやっていますが、どんな高額スピーカーでも成しえなかった低音表現が楽しめます。スピード感、音程の再現など、ベースマニアとして最高得点を出せます。REQST PROスピーカーの“低音の底まで見える感じ”には一歩譲るものの、SH-SP7の低音も直系の弟分として誇れる、堂々たる低音世界です。


他のソフトで評判の良かったのは、次の4枚。SH-SP7のユーザーになられる皆様には、どれもぜひ聴いていただきたいCDです。

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1. 『Now That I've Found You: A Collection/アリソン・クラウス』

1曲目を聴きました。ギターやマンドリンといったアコースティック系楽器の響きが心地よく、そこへアリソンさんのキュートなボーカルが絡みます。男性コーラスの厚みと広がりも満足。5年以上聴き続けているCDですが、自己最高と感じるほど癒されました。


2. 『The Golden Oldies/福山雅治』

この日、一番評判が良かった1枚。1曲目を聞きました。とにかく“Factory Live”が素晴らしく、一発録りであろう臨場感が福山さんファンでなくとも引き込まれます。バンマズ井上鑑さんの渋いプレイが光ります。とにかく、レクスト試聴ルームいっぱいくらに音が広がるのが、小型スピーカーからは信じられないことで、そこへボーカルがフォーカスされて生々しく語りかけてきます。


3. 『Gettin' to It/クリスチャン・マクブライド』

ラストのウッドベースソロを。小型スピーカーで諦めがちな低音を、SH-SP7は軽々鳴らします。しかもリアル。様々な奏法を駆使するウッドベースのサウンドを、そのボディーの響きまでも再現します。


4. 『SIMPLE PLAN』

ロック系のソフトは、カッコ良さが勝負。さっきまでの癒しスピーカーの表情は一変し、スピード感あふれるロックスピリッツを再現します。ギターの歪みや切れ味も、バッチリです。SH-SP7は、ただの優しいサウンドだけのスピーカーではありません。

またご参加ください。ありがとうございます。

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株式会社レクスト
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