超シンプルシステムのメリット

昨日提案しました超シンプルシステムsm1.0+The Dockは、iPodをアンプに直結していることが重要です。ラインケーブルを必要としないのはコスト的に有利なだけでなく、最短で音楽信号を増幅できるところに魅力があります。電源供給がACアダプター方式のため、本体に電源トランスなどの機構がないのも、有利に働いています。

問題となるのは、音源が圧縮フォーマットであること。取り込み時に圧縮しないとしても、CDソフトから見ると、CDソフト〜PC〜iPodという親と孫の関係になります。デジタル的に2世代落ちというのは、音楽制作現場の常識からすると、音楽の生命力感がかなり落ちているのではないかと想像されます。

逆に言えば、そこを音質的に気にならぬよう上手くコントロールできれば、iPodのHDD/メモリ再生のメリットが活きてくるはず。これが今回のレクスト・チューニングの狙いです。

The Dockのボディーが小さいため、レゾナンスチップだけで綺麗に調整できました。数種類のレゾナンスチップをブレンドしながら調和をとったところ、音楽がほぐれていきます。柔らかく、暖かく、しなやかなサウンドが得られました。一般的に“硬く、平面的で、躍動感に乏しい”とイメージされる携帯プレーヤーの音の面影は、微塵も感じられません。

これはある意味“CDの壁”を取り払ったサウンドです。もちろん親世代のCDソフトをNS441D技術で聴くのとは、大きな差があります。しかし、一般のCD再生よりは、肩の力を抜いて音楽に没頭することができます。メインシステムが“ヒヤリ”と危機感を感じ、NS441Dプレーヤーを普段聴かれている方なら“ニヤリ”としていただけるのが、この超シンプルシステムsm1.0+The Dockの音楽再現です。

iPodが充電できるのは、常にPCとiPodを接続しているわけではない私には嬉しい機能です。リモコンの反応もまずまず。iPodの階層切り替えはできませんが、選曲と音量、電源、ミュートがコントロール可能です。

意外と一番気に入っているのは、コンセントが1個で良いこと。メインシステムは、CD/DAC/プリ/チャンデバ/アンプ×2と6個も必要なのですから、なんとシンプルなのでしょう。

見て、聴いてしまうと、誰もが欲しくなってしまいそうなミニシステム。PCと音楽とを結びつけるのに違和感があったのですが、iPodを仲介役とさせることで上手く調和が取れました。これならば自宅に仕事で使うCDソフトを持って帰る必要がなく、シンプルに音楽が楽しめそうです。

iPodをお持ちならば

小型スピーカーSOULNOTE/sm1.0+REQSTの仕上がりがあまりに良いので、ぜひ私も自宅に欲しくなってしまいます。そのときに悩むのが、『何で鳴らすのか?』

アンプにCDプレーヤー、ケーブル・・・。CDプレーヤーには、やっぱりNS441D技術を・・・。

シンプルに想像していたはずが、いつの間にか大掛かりなシステムを構築しそうな自分にゾッとします。次に考えたのが、アンプ一体型CDプレーヤー。これならば、各社から安価なモデルがいろいろ発売されています。しかし、予算は抑えられるものの、果たして満足できるサウンドが得られるかどうか心配です。NS441D技術を施工するとなると、技術料が本体価格を上回るというアンバランスさ。

せっかくならば、皆さんにもご紹介できるようなシステムを。もちろん、自分が導入して満足できるようなシステムでなければなりません。そこで考えたのが、プレーヤーをいっそ諦める案。iPodをプレーヤーとして主軸にすれば、投資をアンプに集中できるというメリットがあります。

さすが種類豊富なiPod関連グッズ。ピッタリなアンプ内蔵ドック:scandyna/The dockを見つけました。


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iPodしか繋がないことを前提にThe dockをチューニングしたところ、大成功。もともとデジタルアンプの音質改善は得意とするところです。iPodが超高音質で鳴り出したのには驚きました。圧縮フォーマットのデメリットはありますが、数々のメリットが上回った印象です。

私がiPodの音質に感じていた“デジタルの世代落ち感”を、上手く払拭できていると思います。この音は、CDプレーヤーとはまた違った、潤いのある伸びやかなサウンド。NS441Dサウンドをご存知の方なら“ニヤリ”としていただけるはずです。

子供のころ夢に見た、ジュークボックスが手に入った気分です。ノンストップでシンプル、しかも超高音質ですから、嬉しくて朝からずっと鳴り続けています。

レクスト・ダイレクトで、このセットの販売も開始しました。お手持ちのスピーカーがある場合、アンプ内蔵ドックだけのチューニングキット付をご用意しました。お薦めです。

“偶然”ではない“奇跡”

先週のイベントでは、DAコンバーターDAC-NS1Mのバージョンアップ前後の音質を、何度も何度も比較試聴しました。ケーブルやセッティングはできるだけ共通とし、CDトランスポートからのデジタルケーブルを差し替えての試聴です。正確に比較できたのではないかと思います。

バージョンアップ前の音質は、NS441Dプレーヤーをトランスポートとして使用したものを中心に行いましたので、NS441D技術同士が掛け算を行い音質向上効果を得る“TWIN NS”の状態です。

普通、こういった比較試聴を行うと、バージョンアップ前の音質は、(そのバージョンアップが成功しているならば、)ガッカリして聴けたものではないのが一般的です。しかし、TWIN NSのサウンドは、誰からも不満の声は出ませんでした。参加した皆さん納得の音楽再現が得られるのです。

バージョンアップされたサウンドは・・・これは別世界としか言いようがありません。感嘆の声をあげる人、涙ぐむ人と、反応は様々でした。皆さん、大満足とのことです。私自身、何度聴いても心のギアが入ると言いましょうか、イベント中もついつい興奮して聴いてしまいます。

意図的に開発した技術なので、“偶然”ではありません。しかし“奇跡”が起こっています。

TWIN NSのときもそうでしたが、この“奇跡”を体感できるのは、DAC-NS1Mをお持ちの40名様のみです。それが残念でなりません。しかし、夏にはこの技術を搭載した新しいDAコンバーターが誕生します。早く、この素晴らしい音楽再現を皆様へお届けしたいものです。

SOULNOTE vs REQSTイベント

6/23(土)はスペシャルイベントです。

『SOULNOTE vs REQST』

場所:レクスト・イベントルーム
時間:未定(14〜17時を予定)
ゲスト:SOULNOTE 鈴木哲氏


久しぶりの土曜イベントですので、皆様ぜひご参加ください。DAコンバーター“dc1.0 vs DAC-NS1M”や、スピーカー“sm2.0 vs DSW-T1”といった直接対決試聴、SOULNOTEアンプでドライブするREQSTモニターなど、必聴内容満載です。もちろん小型スピーカーsm1.0は、SOULNOTEバージョンと+REQSTバージョンで登場します。

SOULNOTEの最新機器も登場予定。鈴木哲さんには、大いに語っていただきたいと思います。

どうぞご期待ください。



 

DACの比較試聴

「どうして、そこがゴールだと言えるのですか?」

44.1kマスターのサウンドを説明していたときの、知人からの何気ない一言。「いやいや、それがパッケージングされる直前の音だから・・・。」と返答しかけて、考え込んでしまいました。頂上に着いたかと思い一息いれていると、見る見る霧が晴れて更に険しい道が高く聳え立っているのに気づいたのです。

TWIN NSで何の不満もありません。しかし、もっと奥に素晴らしい景色が、秘境があるならば覗いててみたいという気持ちが生まれました。

音質うんぬんよりも、人の感性に訴える、体が喜ぶ音楽再現。そんな途方も無い目標です。

今日のイベントでは、2台のDAC-NS1Mをじっくりと比較試聴することができました。


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40台限定製品のユーザー様が5名も参加されるという、非常に興味深いイベント。皆様の嬉しそうな表情を拝見していると、このバージョンアップの成功を大いに実感できました。ありがとうございます。


バージョンアップ機、出荷開始

早くお申し込みいただいた方のDAC-NS1Mバージョンアップが、少しずつですが本日無事に完成。明日にはお届けできると思います。ご期待ください。

もう少し台数がこなせると思ったのですが、残念ながら2台のみ。明日は、もう少しがんばりますので、お待たせしている方の分も週末までにはお届けします。もう少々お待ちください。

バージョンアップ作業を行うだけでなく、1台1台入念に音質チェックを行ってから出荷しています。あのサウンドが本当に実現しているのか、自身の耳で、そして心に音楽が届くか確認しなければ安心できません。

本日の2台は、もちろん完璧に満足できる仕上がりです。作業としては複雑ですので“量産”という感じではありませんが、この音が偶然ではなく産み出せるというのは大きな成果です。手作業でも、多くのお客様と音楽の感動を共有できるならば、時間がかかってもこの道を喜んで選びましょう。

昨日試聴した音楽関係の友人が、素敵なコメントをくれました。
「これは、体から感じる音だね。耳から聞こえてくる音じゃない。」

DAC-NS1Mの真価

スティック・カウントが、本当にヒッコリー材を打ち合わせた音に聴こえます。ドラムのシェルが、ギターやベースのボディーが、木製だったことにハッとします。何より、ピアノの弦を打つハンマーのフェルトの音が聴こえてくるようです。

実は、バージョンアップの真価はそこにはありません。確かに、楽器の音は正確かつ詳細に描写されます。文章で良さを表現するには、そこしかないのかもしれませんが、音楽がスッと心に染みてくる感じこそ、今回のバージョンアップの成果です。

感動するのは、音楽が素晴らしいからです。DAC-NS1Mは、そのお手伝いをするだけ。

CDソフトに保存されている音楽は、10代のころ聴いていたものと同じはずです。同じように感動できないはずはありません。そこに挑戦したのが、DAC-NS1Mの新バージョンです。

早い方の機は、レクストに届いております。早くこの音を、お客様のところへ。

DACバージョンアップ完成

バージョンアップされたDAC-NS1Mの音。
もう圧倒されっぱなしです。

本日も、スタッフ自己所有のDAC-NS1Mを持ってきてもらい、バージョンアップ前後の比較試聴を行いました。TWIN NSで聴くCDソフトは、まさにマスタリング・スタジオで聴く“44.1kマスター”を再現できていると思います。満足です。しかし、バージョンアップされたDAC-NS1Mでは、“心をギュッと鷲掴みされる音”とでも表現すればよいのでしょうか。グイグイとハートに攻め込んできます。

リファレンスとして聴いているCDソフトはもちろんのこと、好きなアーティストや、今まであまり出番がなくラックの奥で眠っていなソフトまで、なんとも魅力的です。試聴するスタッフ全員が、誰もストップボタンを押せません。いつもはワンフレーズで確認できてしまう試聴時間も、1曲全部を楽しんでしまうのです。

音を仕事にしてもうすぐ10年になります。趣味で聴いていた時代を含めると、いったいどのくらいオーディオと接してきたのでしょう。間違いなく、私の体験したことのない音楽再現が、目の前にあります。

学生のころ、音楽が活き活きと聴こえていました。それは、10代の感受性だからだと言われます。しかし、バージョンアップされたDAC-NS1Mのサウンドは、その“記憶の音”さえも超えるのです。ドキドキします。手に汗を握ります。音楽の力って、素晴らしいです。

DAC-NS1Mのユーザーの皆様。数あるDAコンバーターの中から選んでいただき、本当にありがとうございます。このサウンドをお届けできることを、本当に嬉しく感じております。
そして、夏発売の新しいDAコンバーター。このサウンドが皆様の元へ。

スタンドに置いてみると

昨日完成したスピーカー“sm1.0+REQST”の調子が非常に良く、気分も晴々です。明日のイベントでは、大いに驚いていただけるのではないでしょうか。

小口径フルレンジ1発は、2Wayとは違ったサウンドの魅力があります。より音楽にトリップできるように感じます。

先ほど、ほんのいたずら心から、sm1.0+REQSTを、スピーカースタンドREQST PRO/RKST-60にセッティングしてみました。今までは、オーディオラックの天板に置いただけ。気軽なスピーカーを目指していたので、できるだけ特殊なセッティングを行わなくとも鳴るように、調整時に心がけていたためです。きちんとしたスタンドに置くと、どのような音が出るのでしょう。

12cmフルレンジユニットからとは思えぬ低域が、聴こえてくるではありませんか。

79,800円の本体に、62,000円のスタンド。少々頭を抱えてしまう組み合わせです。現実的ではありませんが、sm1.0+REQSTの潜在能力の高さを確認することが出来ました。もし、現在良質なスピーカースタンドをお持ちならば、sm1.0+REQSTは驚異的だと思います。

昨日、“小さな奇跡”と書きましたが、まさにそんなイメージです。

sm1.0+REQST 完成

sm1.0+REQSTが完成しました。
非常に良い出来です。

先週の仕上がりでは、イベントに参加いただいたお客様には、満足してもらえませんでした。皆さんの期待の高さに、逆に大いに反省させられ、すぐに再調整作業に突入した成果です。

本日仕上がったsm1.0+REQSTを聴いていると、私のスピーカーに対する常識が崩れ去ります。こんな小さなスピーカーからは、出るはずのないサウンドが流れてくるのですから。

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写真の樺材バッフルが、ちょうどCDケースくらいの小さなスピーカーです。
そこから堂々たる音楽が、レクスト試聴ルームの広さでも溢れるほど。

ツイーターが無くとも、フルレンジの高域が美しく伸びています。
シンバルの金属感など、逆に点音源の良さが活き、優位にすら感じます。
サブウーファーも不要です。
確かにシンセベースの低周波は聞こえにくいですが、音楽の低音は十分に満足できます。
このサイズでマーカス・ミラーのベースにある“芯”が楽しめたのには、驚きとしか言えません。

どんなジャンルの音楽でも楽しめるよう、入念に音のピントずれを無くしました。
大編成オーケストラからJAZZピアノトリオはもちろん、ロック、ポップスなんでもOKです。

セッティングは非常に簡単で、初めての方でも簡単にスピーカーの存在を消し去ることが可能です。
内振りせずにフラットに置くだけで、立体的な音楽ステージが展開します。
片手で持ち上がるサイズですから、厳密な面合わせも楽々です。
特別なインシュレーターやスタンドがなくとも、しっかりした台に置くだけです。

留意点のひとつは、音量でしょう。
とはいえ、ワンルームマンションなら、苦情レベルの大きな音が出せます。
もうひとつは、音圧。
小口径フルレンジですので、体に感じるような低音は出ません。
スピード感ある低音の魅力がありますので、音圧の不満を上回る快感があるのではないでしょうか。

REQST PRO/DSW-T1が予算オーバーだという方には、大いにお薦めできます。
sm1.0+REQSTは、価格差を感じさせることなく、変わらぬスピリットを感じていただけると思います。
上位のDW-S1やDSW-T1に及ばない部分は、ダイナミックレンジです。
sm1.0+REQSTも優秀なのですが、これはS1やT1がリミット感ゼロの驚異的なスピーカーですので、仕方のないところでしょう。

お客様が期待されたのは、サイズから信じられないようなこの音だったのではないでしょうか。
SOULNOTEさんの基本設計の秀逸さ、そして細やかなレクストの調整から生まれたこの小さな奇跡を、ぜひ今週金曜のイベントでご体感ください。


それにしても、このサイズは非常に現実的。
プライベート用のスピーカーとして、我が家のリビングにも近日導入予定です。



小型フルレンジの良さ

sm1.0を再調整中。
小型フルレンジや価格といった枠組みを全て忘れ、全力で取り組んでいます。
『これで完成!』としても良いほど、本日の成長ぶりは目覚しいものでした。

まぁ、ここは一息いれて、明日最終チェックしたいと思っています。

スピーカーsm1.0を再調整

先週のイベントでの反省から、スピーカーsm1.0を再調整。
かなり手ごたえを感じています。
明日は、もう少しセッティングを詰める予定。
というより、凄く簡単にセッティングできるスピーカーになりそうです。
音は、先週とは大きく変わっています。

この夏に発売するNS441D DAコンバーターの打ち合わせ。
8月上旬ころになりそうです。

ただいまイベント終了

つい今しがた、イベント終了しました。
皆さん情熱には、こちらが圧倒されます。
5時間、聴きっぱなしですから。

またぜひお気軽にお立ち寄りください。

SOULNOTE + REQST

“SOULNOTE + REQST”プロジェクトをスタートさせます。

先日、SOULNOTEの鈴木哲さんがレクストを来訪。
元々、レクストで本格的にチューニングして販売したアンプは、鈴木哲さんがマランツプロ時代に設計されたPA01/PA02/DA04/CA01だけです。
お互いのサウンドを聴きながら、コンセプトや今後の目標など、大いに意気投合した次第です。

“SOULNOTE + REQST”プロジェクトの第一弾は、小型スピーカーsm1.0。


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すでにレクストでの作業は完成しており、明日のフライデーイベントで初披露します。
SOULNOTEさんの熱い情熱に応えるべく全力で取り組み、REQST PROモニターで培った技術を数多く投入しております。

手のひらサイズを忘れさせてくれる、堂々としたサウンドに仕上がりました。
12cmフルレンジのストレスの無い鳴りっぷり。
ネットワーク回路を持たない、アンプ直結スピーカーの快感にあふれています。

価格は、現在検討中。
たくさんの方に聴いていただきたいので、sm1.0の標準価格79,800円までに抑えられないものか、いろいろ工夫しております。
レクスト・ダイレクトのみの限定販売で、来週より受注開始します。
ご期待ください。

近日、SOULNOTEさんとの合同イベントなども予定しております。
SOULNOTEの鈴木哲さんをゲストに呼んで、じっくり語っていただこうと考えております。
合同プロジェクトの製品だけでなく、DAコンバーターや2WAYスピーカーの直接比較試聴など、ワクワクしませんか?

まずは、明日“sm1.0+REQST”を聴いてみてください。

コラム再開します。

5ヵ月ぶりにコラムを再開します。
更新が滞り、本当に申し訳なく感じております。

少しでも更新が楽にできるようにと、スタッフがブログ化してくれました。
ありがたいことです。

まだまだ開発の日々が続きますが、できるだけ以前のように更新していきたいと考えております。
よろしくお願いします。

過去のコラムは、下記URLです。

http://www.reqst.com/column.html

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株式会社レクスト
0267-31-0889(Tel)
info@reqst.com

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