エージングについて

お客様へ、ちょうど同じようなメールのお返事を書きました。エージングについて、アイデアのひとつになるかと思いますので、ブログでも書いてみます。

一般的に、エージングは新品機器のみに起こるものと思われています。しかし、オーディオが伝言ゲームと考えるとどうでしょうか?

レクスト製の新しい機器やアクセサリー、ケーブルが加わったオーディオ・システムは、伝言ゲームの途中で、ものすごく絵の上手い回答者が加わったようなものとお考えください。伝言ゲームにとっては全てが初めての経験となるわけですから、最初は上手く伝言できないかもしれません。それ以降の機器やケーブル、部屋など、徐々に馴染んでいくものです。また、その音楽をよりキャッチするための人の音楽受信アンテナも、徐々に磨かれていく傾向があります。

そのことを想像すると、結果をすぐにジャッジするのではなく、少なくとも1週間くらいは、ゆっくりと時間をかけて試聴するのが得策のように思えます。

エージングを急ぐときは、CDプレーヤーを4日間ほどリピート再生させてください。そのとき、スピーカーケーブルをスピーカーから外し、音が出ない状態にしてもかまいません。4日経てば、スピーカーを除く経路だけでも100時間近く経過するので、エージングが大幅に進みます。

全てが最高性能に達するのに、約100時間。伝言ゲームの回答が流れるように進んでいき、表現力が増していくオーディオ・システムの変化を、ゆっくり楽しんでみてください。

電源について

お客様宅へ納品にお伺いしたときに、自分なりに問題意識を持ちながらセッティング作業していました。これは、皆様がオーディオを構築していくときにも役立つ情報ではないでしょうか。連載が止まってしまっている『オーディオ入門』を、ブログのカテゴリーとして再開したいと思います。

ソフトの中にある“音楽の記憶”。音楽を心に届けるためには、いくつかの条件を整えていくと、音楽が滞ることなく伝わってきます。特に、電源、配線、機器のセッティング、スピーカーのセッティング、ルームチューニングという、5つの条件は重要です。今日は電源について解説してみましょう。


【電源】
その名の通り、電気の源です。音楽の記憶は、電気の力を借りて実体化します。電源が良質であれば、それだけ音楽は変質せずに姿を現すことができます。

今回の納品では、レクストダイレクトで販売している“電源タップ&ケーブル・セット”を使いました。電源は“鮮度”よりも“質”だと思います。壁コンセント直接よりも、この電源タップ経由のほうを、私は高く評価しています。どのような場所へセッティングに伺っても、会議室のようなイベント会場でも、この電源タップがあればいつも安心。オーディオに最適な、良質な電源が確保できます。マスタリング・スタジオでも、多く採用されている電源タップ&ケーブル・セットです。

壁コンセントは、最近は銘柄には凝っていません。WN-1318で良いと思います。それよりもクリーニング。差込口の中は、実は真っ黒。私は、薄いプラカード(会員証のようなもの)を小さく切って、薄い鹿皮を挿入させることでクリーニングしています。江川先生に教わった手法です。クリーニングをすると、壁コンセントの銘柄以上に壁コンセントをグレードアップできるかもしれません。

そして電源ブレーカーのレゾナンス・チップ・チューニング。親ブレーカーのスイッチ(上側)にブロウ、親ブレーカーのボディーにMoon、子ブレーカーのスイッチ(上側)にスノウが、チューニングの雛形です。大手スタジオでもたくさん採用されている実績あるポイントですので、ぜひお試しください。音量が2dBくらいアップしたように、エネルギッシュに鳴るのが特長です。

電源環境が成功していれば、オーディオの1/3は成功したようなものです。ぜひいろいろトライしてみてください。

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